矯正治療中の痛み
こんにちは。ひらざわ矯正歯科クリニックです。
今日は「矯正治療中の痛み」についてです。
どのくらい痛いですか?
ご飯が食べれないって本当ですか?
とカウンセリング時によくある質問です。
矯正治療の感覚が「痛み」なのか「違和感」なのか、本当に感じ方は人それぞれです。
矯正治療による痛みの原因は
・炎症反応
・血行障害
だと言われています。
歯根膜と言われる靭帯(歯周靭帯)の毛細血管が矯正の力によって圧迫され血行障害を引き起こす=痛み と感じるわけです。
例えば正座を長時間すると足がしびれて痛みますよね、でも、その状態が長く続けば何も感じなくなります、それがお口の中の歯で起こっている現象なのです。
しびれたまま立ち上がると足が浮いたような感覚になり、それが治療中の歯も同じで物を噛んだりすると噛みづらい、力が入らないから、ご飯が食べれない、かたい物が食べれない、につながります。
矯正装置を新しくお口の中に入れた日、調整日の夜から2日間ぐらいは痛みがピークになり、徐々に落ち着いてきます。
もちろん痛みの感じ方は患者様でも様々なので、同じ力を加えても全く感じない方もいます。それに女性の方よりも男性の方の方が痛みに弱いとも言われています。
私も以前矯正治療を経験したのでその「痛み」は経験済みですが、どう表現していいか分からない感覚です。
「痛い」のか「違和感」なのか、でも、耐えられないわけでもない。。。
調整日は堅い食べ物が食べれない、けど徐々に食べれるようになってきます。
矯正装置も進化していますので、昔に比べ随分と痛みが和らいでいると言われています。
2日は我慢我慢!と頭に入れておいていただくと、気づかないうちに慣れてます。
あまりにも痛くて耐えられないときは、、、、
・氷水をお口の中に含む
・歯ぐきを優しく優しく歯ブラシでマッサージをする
がオススメです。