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2016年9月 9日

こんにちは。
ひらざわ矯正歯科クリニックの院長です。

8月の末に勉強会へ出席してきました。

今回もインプラント矯正、アンカースクリュー矯正についてです。

以前から私は治療内容によりインプラント矯正、アンカースクリュー矯正に効果がある患者様には使用してきましたが、リンガル矯正治療、インビザラインの患者様にも応用するべく、最新の治療を学んでいます。

講習会.jpg

インプラント矯正、アンカースクリュー矯正は、難症例の患者様や治療期間がかかりそうな噛み合わせの患者様にとても効果的で、治療期間を短縮できるのは患者様にとってもいいことですし、結果も伴ってくるので治療結果もキレイに美しく終了することができるとてもいい装置だと思っています。

まだまだ今年の勉強会、講習会はたくさんあります!!

2016年9月 5日

こんにちは。ひらざわ矯正歯科クリニックです。

今回は、矯正治療の補助装置として使用される"ゴム"についてお話しします。

ゴムの目的

このゴム(顎間ゴムまたはエラスティックゴム)は、上下のかみ合わせを改善するためなどに使われます。(正中のズレを合わせたい時や、前歯を後ろに引っ張りたい時など。)

正中.jpg

インビザライン治療の補助装置として、以前、あごを拡大するための装置、抜歯後のスペースをスムーズに閉じるために使用するブラケットをご紹介しました。
このゴムも、インビザラインの治療をスムーズに進めるための補助装置の一つとなります。このゴムは患者様ご自身で毎日かけてもらうことになります。

ゴム.jpg

ゴムは1つ5ミリ前後の小さいものです。ブラケットを使用した矯正治療でも使われますが、インビザラインの場合は、アライナーにゴムを引っ掛けて使用します。また、ボタン(下画像参照)を歯につけて、行う場合もあります。ボタンは奥歯につけるので、普段の生活で見えることはありません。
ボタン.jpg

ゴムの使用感

お口の中でゴムが擦れて違和感があったり、あごがだるかったり、話しにくいというようなことがあります。個人差はありますが次第に慣れていきます。


使用方法

インビザゴムかけ方.jpg
治療をされる皆さんがゴムを必ず使うわけではありません。また、使用時期、期間も患者様によって異なります。

装着時間は食事とハミガキの時以外なので、アライナーをつけている間はゴムもつけていることになります。毎日使用することでスムーズに治療が進むのですが、このゴムを面倒に思い怠ってしまうと、歯がきちんと動くのが妨げられ治療期間が長引いてしまいます。

アライナーにはゴムを引っかける部分があります。慣れるまでは間違わないように鏡を見ながら正しい位置にかけます。初めは時間がかかりますが、慣れると数秒でかけられます。
アライナー ひっかけ.jpg
ゴムは一日一回新しいものに取り替えます。伸縮性がなくなってしまうためです。
食事やハミガキの時アライナーを外しますが、その都度ゴムを新しいものに取り替えるのもいいでしょう。
基本、一ヶ月に一袋のゴムをお渡ししますが、一日数回取り替えたい方には多めにお渡しいたします。無くした時や、外出時バッグに入れておく用など、予備で持っておくのもいいかもしれません。


この、ゴムをかける作業は毎日続けることが大切です。アライナーを毎日使っていても、ゴムが出来ていなければ歯は動かしたいところに動いてくれません。治療期間がいたずらに長くなるだけです。小さなゴムですが、かみ合わせを改善するのに、とても重要な役割を果たしてくれるのです。

ひらざわ矯正歯科クリニックでは、矯正の無料カウンセリングを行っています。
インビザラインが気になる方はひらざわ矯正歯科クリニックまでご連絡ください。

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ひらざわ矯正歯科 院長 平澤建太朗 ひらざわ矯正歯科
https://www.hi-ortho.com/
院長 平澤建太朗

【略歴】
2000年3月 愛知学院大学歯学部卒業
2000年4月 歯科医師免許取得
2000年4月 朝日大学歯学部矯正学講座入局
2002年4月 渡辺矯正歯科クリニック 勤務
2005年8月 ひらざわ矯正歯科 開業

【所属】
日本成人矯正歯科学会 会員
日本矯正歯科学会 会員
近畿東海矯正歯科学会 会員