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3Dプリンターを使用して模型を作成します
こんにちは。ひらざわ矯正歯科クリニックです☺
3Dプリンターを導入する前まで
装置がお口の中に入るまで、
①検査時に上下のお口の型を取り、石膏を流し治療前の模型を作成します。
その後、
②装置を作成するために上下のお口の型を取ります。
徐々にお口の状況が変わり、
③装置を新しく作成するために定期的にお口の型を取る必要がありました☆
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ブラケット治療に入ります。
治療が終わった後、
④リテーナーと呼ばれるマウスピースを作成するために上下のお口の型を取ります。
治療後の検査で
⑤治療後の模型を作成するために上下のお口の型を取ります
多い方だと合計5回以上はお口の型を取る必要がありました。

とっても苦手な方多いですよね。
お子様はもちろん、嘔吐反射があるかたは本当に辛いです、、、、。
「おえ~、おえ~、おえ~」って一度おえ~ってなると止まらないですし、苦しいですし、辛いですよね。
私もとっても苦手なのでよくわかります!!
それで、、、、、、
当院にも3Dプリンターを導入し、患者様にとってはと~っても楽になったと思います。
検査のお時間も格段に短くなりました
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CTになったのでレントゲンを何枚も取る必要がなくなりました!
お口の型を取る代わりに、iTeroでお口の中を小さなカメラでスキャンします。
その代わりに、当院のスタッフがスキャンをしたデータを3Dプリンターに転送し、3Dプリンターがデータを元に模型に作成してくれます!
初めはすべて英語で。。。。。何を聞かれているか分からない~でしたが、
少しずつ慣れて、今は空き時間にスイスイ模型を作成しています。
ウイ~ン、ウイ~ンと音を出しながら機械が頑張ってくれていますよ☆
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こんな感じで機械が仕事をしてくれます☆

こんな感じで模型が出来上がって、その後バンドをセットして装置を作ります☺

ジーっと機械がどんな風に動いて模型になるのかとっても不思議ですが、
私たちスタッフは
お口の型がうまく取れてなかった~(涙)
とか、石膏模型割れちゃったんだけど。。。。
(滅多にありませんが)
がなくなりました。
iTeroを使用し、3Dプリンターで模型を作成することにより、より精密な模型が出来るようになりました。
もちろん、そのほかには石膏を削ったりしなくて済むので、
危険な機械を使うこともなく、石膏が舞うこともないので技工室がキレイにキープすることができます!!
←よく、掃除機が壊れてしまうんです、、、、。
患者様も「あのピンクの粘土が一番苦手なんです~」という方とっても多かったですが、とっても快適になったと思います☆