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矯正治療を2回受ける人が増えています

矯正治療は一生に一度の治療です。しかし、2022年頃より、2度目の矯正治療を受ける人が増えています。当院にも、他の医院で矯正治療をしたけど、“抜歯矯正”でもう一度矯正治療をやり直したいという問い合わせが急増しています。

本来、一生に一度の矯正治療なのに、
なぜ?2度目の矯正治療を受ける人が増えているかというと、

●矯正治療をしたけど、仕上がりに納得がいかない。
●後戻りしてしまった。
●矯正をしてデコボコは無くなったが、口元が出てしまった。
●横顔矯正もしたいと思うようになった。

などが主な理由です。

抜歯矯正とは?

抜歯矯正とは、抜歯が伴う矯正治療のことです。

手順としては、

①歯を抜く
②矯正装置を付ける
③歯を動かす

となります。

抜歯矯正の反対は“非抜歯矯正”と呼ばれる治療法です。非抜歯矯正では手順①「歯を抜く」処置がありません。

なぜ?歯を抜く必要があるのか?

なぜ?抜歯をするかというと、歯が動くスペースを作るためです。矯正治療では、歯並びをよくするために歯を動かします。しかし、その歯が動くスペースがないと無理のある治療計画になることがあります。

歯が動くスペースが足らないのに矯正治療してしまうと、歯並びはきれになったけど、口元が出て“口ゴボ”の状態になってしまうことがあります。

抜歯矯正と非抜歯矯正の比較

抜歯矯正(非抜歯矯正)のメリット、デメリットを比較すると次のようになります。

抜歯矯正のメリット(非抜歯矯正のデメリット)
  • ・歯並びの改善&口元の改善まで見込める
  • ・咬合の確立

*抜歯矯正をして、口元がすっきりに。

抜歯矯正のデメリット
  • ・健康な歯を抜く
  • ・術式が非抜歯矯正より難しい
  • ・上記の理由により抜歯矯正に対応している歯科医院が多くない

*健康な歯を抜きたくない…

●なんとなく抜歯は怖い
●抜歯は痛そう

などの理由で抜歯矯正を敬遠する方がいらっしゃいます。しかし、抜歯の回避と引き換えに、望まない治療結果を得てしまうことがあることを理解する必要があります。特に、口元(顔貌)の変化において大きな違いが生じることがあります。

抜歯矯正による口元の変化

抜歯矯正か非抜歯矯正のどちらを選択するか悩んでいる方に、当院ではVTO(またはVTC)という治療のシュミレーションを行い、治療前に確認していただいています。

実際に、VTO(またはVTC)を行うと次のようになります。

  • ・抜歯しないで矯正すると、どのくらい口元が出てしまうのか?
  • ・抜歯して矯正をすれば、口元がどのくらいスッキリするのか?引っ込むのか?

を確認した上で、抜歯矯正なのか非抜歯矯正なのか?のどちらの矯正を選択すべきかをご判断いただいております。

抜歯矯正の治療例

当院の抜歯矯正の治療例をご紹介します。

症例1
症例2
症例3
症例4
症例5

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