トップへ » 医院ブログ » 【最新の矯正装置】セルフライゲーションブラケットとは?痛みが少ない理由とメリットを徹底解説!
【最新の矯正装置】セルフライゲーションブラケットとは?痛みが少ない理由とメリットを徹底解説!
「矯正って痛そう…」
「ワイヤーで締めつけられて大変って聞くけど、本当なの?」
矯正治療を考えている方の多くが、「痛み」や「違和感」に対して不安を感じています。
そんな中で、近年注目されているのが「セルフライゲーションブラケット」という装置です。
「痛みが少ない」「治療が早い」「通院回数が減る」といった声も多く、従来の矯正装置とは少し違うこの装置。
果たして本当にそんなに快適なのでしょうか?
この記事では、
- セルフライゲーションブラケットの仕組み
- 痛みが少ないとされる理由
- 他の矯正装置との違い
- 実際のメリット・デメリット
などを、矯正初心者の方にもわかりやすく解説していきます_
目次
1. セルフライゲーションブラケットとは?
▶ 名前の意味
- セルフ(self)=自己
- ライゲーション(ligation)=結紮
つまり「自動でワイヤーを保持するブラケット」という意味です。

従来のブラケット ワイヤーとブラケットをゴムで止めています 
セルフライゲーション
従来の矯正装置では、ワイヤーをゴムや金属で固定する必要がありました。
それに対してセルフライゲーションブラケットは、ブラケット自体にワイヤーを留めるための“開閉式のフタ”が内蔵されています。
2. セルフライゲーションが注目される理由
✔ 痛みが少ないと言われるのはなぜ?
ポイントは「摩擦が少ない=やさしい力で歯を動かせる」という点です。
従来のブラケットでは、ゴムやワイヤーでワイヤーを強く固定するため、歯が動くときに摩擦が生じ、より強い力を加えないと動かない状態になっていました。
一方、セルフライゲーションは摩擦が小さいため、弱い力でも歯がスムーズに動くとされています。
これにより、患者さんの痛みや違和感が軽減されるのです。
3. 代表的なセルフライゲーション装置の種類

✔ Damon System(デイモンシステム)
- 世界的に普及しているセルフライゲーションブラケット
- 特に「痛みの少なさ」「自然な歯の動き」に定評がある
✔ SPEED、In-Ovation、SmartClipなど
- 各メーカーが独自に開発した機構を持つ
- 医院によって使用装置が異なるため、事前確認が大切
4. デメリット・注意点はある?
① 装置がやや大きい
- フタの構造があるため、従来のブラケットより若干厚みがある
→ 慣れるまでは唇の違和感や発音しにくさを感じることがある
② 装置費用がやや高い場合がある
- 精密な機構を持つ装置のため、医院によっては追加費用が発生するケースあり
→ 例:ワイヤー矯正(通常)70万円 → セルフライゲーション使用で80万円
③ すべての症例に適しているとは限らない
- 顎の骨格や歯の状態によっては、従来の装置の方がコントロールしやすい場合もある
→ 医師の判断と経験が重要
5. セルフライゲーションのメリット
① 痛みや違和感が軽減される
- やさしい力で歯が動くため、ワイヤー交換時の不快感が少ない。
- 矯正初期に感じやすい「押されるような痛み」が緩和されると感じる方が多い。
② 治療期間の短縮が期待できる
- 摩擦が少ないことで、歯が効率よく動くとされており、全体の治療期間が数ヶ月短縮されるケースもあります。
③ 通院回数が少なくて済む
- ゴムや針金の結紮が不要なため、ワイヤー交換・調整が短時間で済む。
- 通院頻度も従来より月1回未満に抑えられることもあります。
④ 清掃性が良い
- ゴムを使わないため、汚れがたまりにくく、虫歯や歯周病のリスクが下がる。
セルフライゲーションに向いている人は?

✅ 痛みに敏感な方
✅ 治療期間をなるべく短くしたい方
✅ 忙しくて頻繁に通院できない方
✅ できるだけ快適に矯正したい方
✅ 歯磨きのしやすさ・虫歯リスクを気にする方
ただし、最終的には医師の診断で最適な装置を選ぶことが重要です。
まとめ:快適な矯正を目指すなら選択肢の一つに
セルフライゲーションブラケットは、「痛みの少ない矯正」「効率的な治療」を目指す現代の矯正治療において、非常に有力な選択肢です。
しかし、「痛くないから絶対に良い」というわけではなく、症例によって向き・不向きがあります。
大切なのは、医師との丁寧な相談と、自分に合った治療法を選ぶこと。
矯正治療を快適に進めるためにも、「どんな装置を使うのか?」は、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。
当院では、セルフライゲーションブラケットを導入した痛みの少ない矯正治療を行っています。
「自分に合った装置を知りたい!」「費用や治療期間について相談したい」など、お気軽に無料カウンセリングをご利用ください🌻
参考文献
- Damon System 公式資料
- Proffit WR. Contemporary Orthodontics
- 日本矯正歯科学会:https://www.jos.gr.jp
- Dental Products Report: “Benefits of Self-Ligating Brackets”











〒497-0034