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【小児矯正】子どもの口呼吸、どうすればわかる?
「うちの子、いつも口が開いている気がする」
「鼻詰まりしてるのかな?それともただのクセ?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、口呼吸は放っておくと歯並び・顔つき・集中力など、成長にさまざまな悪影響を及ぼすことがあるのです。
この記事では、
- 子どもが口呼吸かどうかを見分ける方法
- 口呼吸によるリスクや弊害
- 具体的な対処法や相談先
を、わかりやすく解説していきます。
目次
そもそも「口呼吸」とは?

人間は本来、鼻で呼吸するのが自然な姿です。
鼻呼吸は、空気を加湿・殺菌・温度調整しながら体に送り込む役割があります。
一方、口呼吸は、口を開けたまま呼吸するクセや状態を指します。
風邪やアレルギーなど一時的な鼻詰まりが原因の場合もあれば、習慣化して慢性的になっていることも。
子どもが口呼吸かどうか、どう見分ける?
以下のような「日常のサイン」をチェックしてみてください。
✅ 観察でわかる口呼吸の兆候
- 口がぽかんと開いている時間が長い
- 寝ているとき、口を開けている・いびきをかく
- 食事中、くちゃくちゃ音を立てる
- 歯が乾いている/唇がよく荒れる
- 集中力が続かない
- 鼻で息をすると「つらそう」に見える
- 口臭が気になる
- 前歯が出てきた(出っ歯)
これらの症状が2つ以上当てはまる場合、口呼吸の可能性が高いと言えます。
口呼吸が子どもに与える影響とは?
口呼吸を続けていると、体や口元に以下のような悪影響が出る可能性があります。
● 歯並び・顎の発育に悪影響
口呼吸の子は、舌が正しい位置(上顎)に収まっていないため、上顎の発達が不十分になりやすく、歯並びが乱れる傾向があります。
特に出っ歯や開咬(前歯がかみ合わない)などのリスクが高まります。
● 顔つきや姿勢への影響
口呼吸をしていると、唇や頬・顎の筋肉の発達が不十分になり、顔つきに影響することも。
「アデノイド顔貌」と呼ばれる、口が開きがちで、顎が小さく見える顔の特徴が出てしまう場合もあります。
また、口呼吸によって姿勢も前かがみになりやすく、猫背やストレートネックの原因にも。
● 風邪・アレルギー・口臭の原因に
口で呼吸すると、鼻のフィルター機能が使えず、ウイルスや花粉が直接体内に入るため、風邪やアレルギー性鼻炎のリスクが高くなります。
また、唾液が乾きやすくなることで、虫歯や口臭も起きやすくなります。
● 集中力・睡眠の質の低下
口呼吸は浅い呼吸になりやすく、脳への酸素供給が不十分になりがち。
その結果、眠りが浅くなったり、日中の集中力低下や学習パフォーマンスにも悪影響が出ることがあります。
どうすれば改善できる? 対処法と相談先
① 原因を見極めることが第一
まずは、口呼吸の「きっかけ」がどこにあるかを見極めることが大切です。
| 主な原因 | 対応例 |
|---|---|
| 鼻炎・アレルギー | 耳鼻科での診断・治療 |
| アデノイド・扁桃腺肥大 | 耳鼻科での評価。必要に応じて摘出手術の検討も |
| 習癖(癖)によるもの | 歯科での口腔筋機能療法やトレーニング |
| 骨格・歯並びの影響 | 小児矯正 |
② 歯科で「MFT(口腔筋機能療法)」を相談

舌や唇の筋肉が正しく使えていないことが原因の場合、MFT(口腔筋機能療法)が効果的です。
簡単な体操や舌・唇のトレーニングを通して、正しい呼吸・飲み込み方・口の動きを習得します。
歯並びや噛み合わせを正しく育てるための土台作りにもつながります
③生活の中でできる見直しも◎
- 食事中に良く噛む
- 姿勢を整える
- 鼻呼吸の練習を行う
- 寝具を見直す(枕の高さなど)
ちょっとした生活習慣の改善が、口呼吸の予防や改善に役立つこともあります^^
まとめ:早期発見がカギ!気になるサインは見逃さずに
口呼吸は、一見すると大きな問題ではないようにおもえるかもしれません。ですが、そのまま放っておくと歯並びや顔つき、姿勢、集中力などさまざまな面でお子さんの成長に影響する可能性があります。
『なんだか最近、口が開いているな』と感じたら、まずはチェックしてみましょう・
そして、心配な場合は小児歯科や耳鼻科、小児矯正を行っている歯科医院などへ相談することで、早めの対策がとれます。
成長途中の今こそ、正しい呼吸の習慣を身につけるチャンスです!
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お気軽にご連絡ください!
参考リンク
日本小児歯科学会:https://www.jspd.or.jp
日本耳鼻咽喉科学会
日本口腔筋機能療法(MFT)研究会











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