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歯並びはいいのにゴボ口…この状態って悪いの?メリットはある?
こんにちは名古屋西矯正歯科クリニックです☺︎
「前歯はまっすぐ並んでいるのに、なんだか口元が前に出て見える」
「歯並びは悪くないといわれたけど、“ゴボ口”が気になる」
こういったご相談、実は非常に多くいただいています。
今回は「歯並びはいいけどゴボ口」という状態に着目し、その特徴や原因、メリット・デメリット、そして矯正治療の考え方までをわかりやすく解説します。
「ゴボ口」とは?
ゴボ口とは、一般的に、
- 上下の唇が前に出ている
- Eライン(鼻先〜あご先の直線)よりも唇がかなり前に出ている
- 横顔がもっこりして見える
- 力を入れないと唇が閉じにくい
といった特徴がある状態を指します。
歯列は一見整っていても、歯の位置が「前方」にあるため、歯ぐきや唇全体が前に押し出されてしまっているのがポイントです。
なぜ「歯並びはいいのにゴボ口」になるの?
歯並びが良い(=きれいに揃っている)ことと、「口元のバランスが良い」ことは全く別の話です。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 歯の傾き | 歯がまっすぐ並んでいても「前方に傾いている」と、前に出て見える |
| 顎の骨格 | 上下のあごの骨が前に出ていると、口元も前に出る(骨格性の出っ歯) |
| 歯の量 | 顎のスペースに比べて歯が大きいと、前に押し出されて並ぶことがある |
| 口元の筋肉 | 口を閉じる筋肉が弱く、唇の突出感が強く見える場合も |
ゴボ口に「いいこと」はあるのか?
ゴボ口の状態は、見た目の好みや個人差が大きい部分ではありますが、「医学的に明確な“良い状態”とは言いにくい」面があります。
とはいえ、以下のような相対的なメリットがあることも考えられます:
● 歯が前に出ているため、発音がしやすいことがある
特に英語の「F」や「V」など、唇や前歯を使う発音はしやすいという人もいます。
● 口元のボリューム感が気にならない文化圏もある
東洋圏では“引っ込んだ口元”が美とされがちですが、
欧米ではややふっくらしたリップラインが好まれる傾向も。
● 無理に歯を引っ込めすぎると顔がやつれることもある
過度な抜歯や後方移動により、「口元はスッキリしたけど老けた」と感じる人も。
ゴボ口は適度な“ハリ”のある若々しい印象と捉える人もいます
でもこんなリスクも…
ゴボ口には、機能面や健康面でのデメリットも指摘されています。
● 唇が閉じにくい(口呼吸になりやすい)
ゴボ口の方は、無意識に口が開いてしまう傾向が強く、
- 乾燥による唇の荒れ
- 口臭やむし歯のリスク
- 睡眠中のいびき・無呼吸症候群のリスク
などが高まりやすいです。
● 唇や前歯をぶつけやすい
歯や口元が前に出ているため、転倒・衝突時に前歯を強く打ちやすいです。
● 表情がぼんやりしやすい
唇の筋肉に余分な力が入りづらく、笑顔や口元の表情が「もっさり」見えることも。
こんな人は要相談!
「歯並びはいいけどゴボ口」の人でも、特に以下のような状態に当てはまる場合は、一度ご相談をおすすめします。
- 力を入れないと口が閉じられない
- 横顔がもっこりしていて気になる
- よく「疲れて見える」「口が半開き」と言われる
- 発音しづらい言葉がある
- 写真で見ると鼻の下〜口元が長く見える
- 将来的にEラインを整えたいと思っている
矯正治療でゴボ口は改善できる?
はい、多くのケースで矯正治療による改善が可能です。
主な方法は以下の通り:
● ワイヤー矯正+抜歯
→ 前歯を奥に引っ込めるためのスペースを確保し、口元全体を後方にコントロール。
● マウスピース矯正(インビザラインなど)+抜歯or非抜歯
→ 症例によっては非抜歯で改善できるケースも。ただし骨格的な限界あり。
● 外科矯正(骨格性の問題が大きい場合)
→ 顎の骨自体を動かす外科手術との併用で、根本的な改善を目指すことも。
まとめ
| 「歯並びはいいのにゴボ口」のポイント |
|---|
| 歯の位置や骨格によって口元が前に出ている |
| 機能面・見た目でのリスクがあることも |
| 矯正で改善可能なケースが多い |
| 医学的メリットは少ないが、見た目の好みは個人差あり |
ゴボ口で悩んでいる方は、「歯並びがいい=矯正不要」と決めつけず、専門家に一度相談してみることをおすすめします。
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参考文献
- 日本矯正歯科学会「歯科矯正と顔貌のバランス」
https://www.jos.gr.jp/ - 厚生労働省 e-ヘルスネット「口呼吸のリスクと対策」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/ - Journal of Oral Rehabilitation (2021): “Influence of incisor proclination on lip posture and facial esthetics”











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