トップへ » 医院ブログ » 【歯並びに影響あり?】舌小帯の長さと歯列不正の意外な関係とは

【歯並びに影響あり?】舌小帯の長さと歯列不正の意外な関係とは

医院ブログ 2025/07/11
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

こんにちは、名古屋西矯正歯科クリニックです!

これまでに学校歯科検診や、歯科医院で『舌小帯が短いかもしれない』と言われたことがある方はいますか?

舌小帯ってなに?

舌小帯とは、舌の裏側についている「舌と下あごをつなぐヒモのような部分」です。

通常は柔らかく舌の動きを妨げない長さですが、生まれつき短かったり硬かったりすると、舌の動きが制限されてしまいます。

舌小帯が短いとどうなる?

舌の動きが制限されると、以下のような影響が出る可能性があります。

  • 舌を前に出しにくい
  • 発音が不明瞭になる(特にラ行・サ行)
  • 授乳や離乳食でうまく飲み込めない
  • 舌が本来の位置に収まらないことで、歯並びや顎の成長に悪影響が出る

✅ 舌小帯と歯並びの関係

1. 舌が正しい位置に置けないと、歯列が広がらない

本来、舌は上あごに軽く触れた状態で休むのが理想です。
舌が短く下に落ちたままだと、上あごに内側からの力が加わらず、歯列が狭くなりがちです。

→ 上顎がV字型に狭くなり、前歯がデコボコになる原因に。

2. 舌の動きが悪いと、口呼吸になりやすい

舌が正しく動かないことで、口が常に半開きになり、口呼吸が習慣化することがあります。

→ 口呼吸は顎の発育や歯並びに悪影響を与える代表的な習癖です。

3. 舌を前に押し出す癖がつくと、開咬になる

舌小帯が短いと、飲み込むときに舌が前方に押し出されるような動き(舌突出癖)が習慣になることがあります。

→ 結果として、前歯が上下で噛み合わない「開咬」になることがあります。


✅ 舌小帯のチェック方法(簡易セルフチェック)

以下の項目に当てはまる場合、舌小帯の異常の可能性があります。

  • 舌を前に出すとハート型になる(先端が割れる)
  • 上あごの前歯の裏に舌が届かない
  • 「ラ行」「サ行」の発音がしにくい
  • 舌で上あごを押さえるとつっぱる感じがする

→ ひとつでも当てはまる場合は、小児歯科・矯正歯科の受診をおすすめします。

✅ 舌小帯が短いときの治療法は?

● 舌小帯切除(舌小帯形成術)

  • 短すぎて機能に支障がある場合は、舌小帯の切除を行うことがあります。
  • 多くは局所麻酔で短時間で完了しますが、年齢・症状により異なります。

※ 舌小帯の切除は、歯並びを直接治すものではありませんが、正常な舌機能と歯列育成のための土台作りとして重要です。

✅ 舌小帯の異常を放置するとどうなる?

  • 発音や食事、歯並び、口呼吸など生活全般に広い影響
  • 子どもの場合、正しい顎の成長が妨げられる
  • 矯正治療がうまくいかない・後戻りしやすい原因になることも


✅ まとめ|舌小帯と歯並びは“無関係ではない”

舌小帯は小さな組織ですが、舌の動き=歯並びや顎の成長に直結する重要な役割を担っています。

  • 発音・食事・呼吸に加え、歯並びにも密接に関係
  • お子さんの歯並びや口元が気になる場合は、舌小帯も一緒にチェック
  • 矯正前に舌小帯の処置が必要なこともある

当院では無料カウンセリングを行っております。

LINEからもお問い合わせが可能ですので、お気軽にご連絡ください( ◠‿◠ )

友だち追加

参考文献

  • 日本小児歯科学会「舌小帯と発育に関するガイドライン」
  • Proffit, W.R. “Contemporary Orthodontics” 6th edition
  • American Speech-Language-Hearing Association (ASHA)
  • 日本矯正歯科学会「舌の機能と歯列育成」資料

カウンセリングをおこなっております

カウンセリング 無料カウンセリング 無料相談メール 当院のカウンセリング内容


コールバック予約

PAGE TOP