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【インビザライン】痛みが出るのはどんなとき?

医院ブログ 2025/06/10
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

透明なマウスピースで歯並びを整える「インビザライン矯正」は、見た目が目立たず取り外しもできることから、若い世代を中心にとても人気のある治療法です。

しかし、インビザラインは「痛みがない」「快適」と言われがちですが、実際には痛みを感じることはあります。それは異常ではなく、治療が順調に進んでいる証拠でもあるのです。

この記事では、インビザライン矯正で痛みが出るタイミングや原因について、わかりやすく解説していきます。


インビザライン矯正で「痛い」と感じる瞬間とは?

インビザラインで感じる痛みの多くは、「歯が動いているときの圧力」や「装置が口の中に当たる刺激」が原因です。次のようなタイミングで痛みを感じやすくなります。

❶ 新しいマウスピースに交換した直後

インビザラインは通常、1〜2週間ごとに新しいマウスピース(アライナー)に交換していきます。新しいアライナーを装着した直後は、歯を新しい位置に動かそうとする力が加わるため、締めつけられるような圧力や違和感を感じることがあります。

  • 感じやすい場所:前歯や動きの大きい歯
  • 痛みの種類:じんわりした鈍痛、噛むときの違和感

これは一時的なもので、多くの場合1〜3日程度でおさまります

❷ 固いものを噛んだとき

インビザライン中は、歯が少しずつ動いているため歯の根元が安定していない状態です。そんなときに固いもの(せんべい、氷、スルメなど)を噛むと、歯に強い圧力がかかり、痛みを感じることがあります。

特に、治療初期や新しいアライナーに変えたばかりのときは注意が必要です。

❸ アライナーの縁が歯茎や頬に当たるとき

インビザラインは一人ひとりの歯に合わせて作られますが、アライナーの縁が歯茎に少し当たるだけで、擦れて痛みを感じることがあります。

  • 特に痛みが出やすいのは:奥歯の内側、上顎の歯茎、頬側のアライナーの角
  • 痛みの種類:チクチク、ピリッとした刺激、口内炎のような感覚

これはマウスピースの形状の微調整で改善できることが多いです。

❹ アタッチメントが頬や舌に触れるとき

インビザラインでは、歯の動きを助けるために「アタッチメント」と呼ばれる小さな白い突起を歯の表面につけます。

この突起が、装着時や会話中に頬や舌に当たり、違和感や擦れによる軽い痛みを引き起こすことがあります。こちらも慣れてくると痛みは少なくなる傾向があります。


インビザラインの痛みとワイヤー矯正との違い

「ワイヤー矯正と比べて痛みはどうなの?」という声もよくあります。

比較項目インビザラインワイヤー矯正
痛みの出やすさ少ないが違和感あり強い痛みが出やすい
痛みのタイミング新しいマウスピースに替えた直後ワイヤーを調整した直後
傷・口内炎少なめ(プラスチック製)ワイヤーやブラケットが当たりやすい
継続期間初期や交換時中心調整後1週間ほど続くことも

インビザラインは、力のかかり方が穏やかで、痛みが比較的軽い矯正法ですが、「まったく痛くない」わけではありません。


痛みは「歯が動いている証拠」

インビザライン矯正で感じる軽い痛みは、多くの場合、歯が順調に動いているサインです。痛みが全くないと、「ちゃんと動いているのかな?」と不安になる方もいますが、違和感や軽い痛みがあるのは自然なことです。

ただし、「激痛」「長引く痛み」「出血を伴う痛み」などがある場合は、別の問題(アライナー不適合、歯周病、歯根の問題など)が隠れている可能性があるため、すぐに矯正歯科に相談しましょう


インビザライン治療について気になることや、自分の歯はインビザライン治療が可能なのか気になる方はぜひ一度、カウンセリングにお越しください。

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参考文献

Proffit, W.R. et al. (2018). Contemporary Orthodontics (6th ed.)

Invisalign(インビザライン公式)日本サイト
https://www.invisalign.co.jp

American Association of Orthodontists (AAO): Invisalign Treatment Information

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