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最近の日本で広がる「歯列矯正ブーム」と芸能人の影響

医院ブログ 2025/06/09
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

「矯正してるの、今では当たり前」な時代に

かつての日本では、「歯列矯正」と聞くと“目立つ金属の装置”“お金がかかる”といったネガティブな印象が強くありました。また、「そこまでして歯を整える必要があるの?」という空気もあり、欧米諸国と比べて矯正への関心は高いとは言えませんでした。

しかし、ここ数年でその状況は大きく変わってきました。

SNSを中心とした自己発信文化の広がり、審美意識の高まり、そして芸能人・インフルエンサーの影響により、歯列矯正は「美容の一部」として自然に受け入れられるようになりつつあります。

今や「矯正してるなんて珍しいね」ではなく、「矯正してるの? いいね!」というポジティブな反応が返ってくる時代。

歯並びは、外見の清潔感や信頼感に直結する大切な要素として、多くの人の意識に浸透しているのです。

 


芸能人が火をつけた“見せる矯正”

歯列矯正ブームの背景には、間違いなく芸能人や有名人の存在があります。以前は「芸能人=完璧な歯並び」が当たり前で、矯正の過程はあまり表に出されていませんでした。しかし最近では、その“過程”すらも魅力として発信されるようになっています。

SNSでの「矯正報告」が当たり前に

InstagramやYouTube、Xなどでは、モデルやタレントが「マウスピース矯正を始めました」「ワイヤー矯正の痛みについて語ります」といった投稿をするのが当たり前になってきました。

歯列矯正は隠すものではなく、「自分を磨く姿勢」としてポジティブに捉えられています。

たとえば、人気モデルのローラさんや元AKB48の指原莉乃さんも矯正経験をオープンにしており、彼女たちのように美を追求する姿勢が、多くの若者に影響を与えています。

男性芸能人も「歯」に注目される時代

男性タレントや俳優の間でも、歯並びへの意識は高まっています。俳優の横浜流星さんやKing & Princeの永瀬廉さんなど、歯の美しさや笑顔の印象がファンに強く支持される一因となっており、「清潔感のある歯並び=魅力的な男性」のイメージが定着しつつあります。


「美容医療」の一部としての歯列矯正

現代の矯正は、単に噛み合わせや機能を整えるだけでなく、見た目を美しく保つ“美容施術”の一つとして位置づけられています。

透明なマウスピース矯正の普及

最大の変化は、インビザラインなどのマウスピース矯正の普及です。従来のようなワイヤーが目立たず、日常生活でも違和感が少ないため、学生やビジネスパーソンにも受け入れられやすくなっています。

取り外しが可能で歯磨きも簡単なことから、衛生面でも安心感があり、特に女性層に支持される要因となっています。

ホワイトニングやセラミックとセットで

歯列矯正を始める人の多くが、同時にホワイトニングやセラミック治療にも関心を持っています。矯正して歯並びがきれいになると、「せっかくなら白くしたい」という美意識が高まり、審美歯科全体の需要が増加傾向にあるのです。


若年層から大人世代まで、広がる矯正の裾野

ひと昔前までは「学生時代にするもの」というイメージが強かった歯列矯正。しかし最近では、30代〜50代の大人が矯正を始めるケースも珍しくありません。

大人になってからの矯正が“普通”に

「昔から歯並びが気になっていたけど、時間やお金の余裕がなかった」「子育てが一段落した今、ようやく自分のことを優先できる」といった理由から、40代・50代で矯正を始める人が増えています。

芸能人の中にも、40歳を過ぎてから矯正を始めたことを公表している人は少なくありません。その姿勢が、多くの人に勇気を与えているのです。

就活・婚活でも注目される「歯並び」

清潔感や信頼感を重視する社会において、「歯並びが良いこと」は第一印象を左右する大きなポイントになっています。
特に就職活動や婚活においては、「笑ったときの口元」が相手に与える印象を大きく左右します。

そのため、「将来の自分のために」と矯正を決意する若者も少なくありません。見た目だけでなく、自己管理能力や健康意識の高さとしても評価されるようになってきているのです。


日本独自の“八重歯文化”からの転換点

日本では長らく「八重歯=かわいい」という文化が存在しました。少し不完全な美しさや、あどけなさが魅力とされていたのです。

しかし、グローバルな美意識や審美歯科の普及により、その価値観も少しずつ変化しています。

SNSでは、「八重歯を矯正して後悔なし!」という投稿も見られ、若年層の間では“整った歯並びこそ自分らしい”という意識が根付いてきているのです。

まとめ:「歯並びは新しい自己表現」

歯列矯正はもはや“特別な人がするもの”ではありません。今や誰もが取り組める、美容と健康の両面に効果のあるセルフケアです。

芸能人やインフルエンサーが発信してきた「矯正は恥ずかしいことではない」「今の自分をもっと好きになるための選択」というメッセージが、現代の日本にポジティブな価値観を広げました。

これからも歯列矯正は、美容と自己肯定感を育てる一つの手段として、より多くの人に受け入れられていくことでしょう。

あなたの笑顔も、もっと自由に、もっと輝けるものにしてみませんか?


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参考文献

  1. 日本矯正歯科学会.(n.d.)「歯列矯正とは」
     https://www.jos.gr.jp/
     ※歯列矯正の定義や治療目的、適応年齢などの基本情報。
  2. 厚生労働省(2023)「令和5年度 歯科疾患実態調査の結果」
     https://www.mhlw.go.jp/
     ※成人の歯科意識や矯正治療率の増加傾向に関する統計。
  3. 朝日新聞デジタル(2022)「大人の歯列矯正、40代からでも遅くない?」
     https://www.asahi.com/
     ※中年層にも広がる矯正治療の動向と患者の声を紹介。
  4. The Japan Times(2019)“Celebrities help normalize orthodontics in Japan”
     https://www.japantimes.co.jp/
     ※芸能人の矯正経験が若年層に与える影響を分析。
  5. Oricon News(2021)「芸能人の“歯列矯正”報告が続々 SNS時代の“見せる矯正”とは」
     https://www.oricon.co.jp/
     ※矯正を公表する芸能人の傾向とファンの反応。
  6. Dental Tribune Japan(2020)「インビザライン人気の背景に“目立たない安心感”」
     https://www.dental-tribune.com/
     ※マウスピース矯正の技術進化と国内普及率。
  7. 美的.com(2023)「ホワイトニング&矯正、歯の美容意識が急上昇中!」
     https://www.biteki.com/
     ※美容医療の一環としての歯列矯正に関する女性読者の調査。

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