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兄弟で矯正を受けるなら、どんなタイミングがベスト?
医院ブログ
2025/05/13
こんにちは、名古屋西矯正歯科クリニックです^^
「上の子が矯正を始めたけど、下の子はいつ受けさせるべき?」
「同時に始めた方が通院がラク?」
子どもが複数いるご家庭では、兄弟それぞれの歯並びや発育に合わせて矯正のタイミングを考えるのは意外と難しいものです。
今回は、「兄弟・姉妹で矯正治療を受けるベストなタイミング」について、年齢差・経済的負担・通院のしやすさなど、実際の判断材料に基づいて解説します。
目次
そもそも矯正を始めるタイミングとは?

まず前提として、子どもの矯正には主に以下の2段階があります:
- 第1期治療(6〜10歳頃)
顎の成長をコントロールする時期。乳歯と永久歯が混在している時期に行います。 - 第2期治療(12歳頃〜)
永久歯が生えそろってから、歯を本格的に動かす治療です。
兄弟でもこの「時期」は年齢や成長スピードによって大きく異なります。
矯正治療のタイミングを合わせるメリット デメリット
【メリット】
- 通院のスケジュールをまとめやすい
同じ日にまとめて診察を受けられるため、保護者の負担が軽減されます。
- 子ども同士が励まし合える
矯正への不安や装置の違和感も、兄弟で共感し合うことで前向きになれます。
- 経済的な見通しが立てやすい
あらかじめ兄弟同時期にかかる費用を把握できるため、計画が立てやすくなります。
【デメリット】
- 成長段階が合わないと無理に合わせるリスクがある
例えば、下の子がまだ矯正を始めるには早すぎる場合、無理に同時スタートすると治療効果が下がることも。
- 治療内容が異なる可能性もある
兄弟であっても歯並びや噛み合わせの状態は異なります。同じタイミングでも治療期間や装置が違うことがあります。
実際にどう決めればいい?判断のポイント
では実際にはどう決めるのが良いのでしょう?
✅ 年齢差が1〜2歳なら、同時スタートも視野に
例えば小4と小2など、どちらも第1期治療に適している時期なら、一緒に始めるのもおすすめです。
✅ 3歳以上の差があるなら、個別判断がベター
上の子が第2期に入っていても、下の子がまだ乳歯中心なら、焦らず時期を待った方が治療効果は高まります。
✅ 「下の子はまだ様子見」の場合でも、初診相談だけは早めに
矯正歯科では、成長予測をもとに治療開始の時期を計画してくれるので、上の子の通院ついでに下の子も相談だけ受けるのがおすすめです
まとめ
兄弟で矯正治療を検討するときは、「同時に始めた方が楽そう」と思いがちですが、それぞれの成長や口腔状態に合わせることが最も大切です。
ただし、同じ医院に通うことで記録も一元管理され、家族全体のスケジュールも調整しやすくなります。まずは早めに相談し、プロの目で診てもらいながらベストなタイミングを見つけましょう。
当院でもご兄弟で矯正治療を頑張っていただいている方がたくさんいらっしゃいます。
矯正治療についての気になることや知りたいことがあれば、お気軽にご連絡ください!
参考文献 出典
- 日本矯正歯科学会「こどもの矯正治療について」
https://www.jos.gr.jp/family/child.html - 日本臨床矯正歯科医会「こどもの矯正治療」
https://www.jpao.jp/child/ - アメリカ矯正歯科学会(AAO)「Orthodontic Treatment for Children」
https://www.aaoinfo.org/blog/orthodontic-treatment-for-children/ - 厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合(ふせいこうごう)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-011.html - 『子どもの歯列矯正Q&A』公益社団法人 日本矯正歯科学会監修、医歯薬出版(書籍)











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