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【MFTトレーニングとは?】舌を鍛える重要性
こんにちは名古屋西矯正歯科クリニックです^^
歯並びが気になると言われたけど、MFTってなに?」
「矯正と一緒に“舌のトレーニング”って、必要なの?」
そんな声をよく聞きます。
実は、歯並びやかみ合わせ、発音、口元の癖などに深く関係しているのが「舌の位置」と「お口周りの筋肉」。
このバランスを整えるために行うのが、MFT(口腔筋機能療法)トレーニングです。
この記事では、MFTとは何か?なぜ必要なのか?どんな効果があるのか?を詳しく解説します😊
目次
MFTってなに?正式名称と意味
MFTとは、英語で「Myofunctional Therapy(マイオファンクショナル・セラピー)」の略。
日本語では「口腔筋機能療法(こうくうきんきのうりょうほう)」と呼ばれます。
簡単に言うと
舌・唇・頬などの筋肉を正しく使えるようにトレーニングする方法です。
特に、舌の正しい位置や動かし方を身につけることが重要とされています。
舌の位置が歯並びに関係あるの?
実は、舌の位置やクセは、歯並びや顎の発達に大きな影響を与えます。
例えば、こんなケースは要注意:
- 舌がいつも下に落ちている(低位舌)
- 飲み込むときに舌が前に出る(舌突出癖)
- 口呼吸が多い(鼻呼吸ができていない)
これらの習慣があると、舌で前歯を押したり、歯に正しくない力がかかったりして歯並びが乱れる原因になるんです。
💡 つまり、矯正で歯を動かしても、舌のクセが残ったままだと“後戻り”しやすくなるのです。
MFTの目的とメリット
MFTの目的は、以下のような「正しいお口の機能」を身につけることです:
| 正しい機能 | 内容 |
|---|---|
| 舌の正しい位置 | 上あごに舌がぴったり収まっている状態(舌の安静位) |
| 正しい飲み込み方 | 舌が前に出ず、舌全体が上に上がって飲み込む |
| 鼻呼吸の習慣化 | 口を閉じ、自然に鼻で呼吸する |
| 唇の力のコントロール | 飲食・発音時に余計な動きがない状態 |
これらが整うと、こんな効果が期待できます👇👇
MFTで得られる具体的な効果
✔ 歯並び・かみ合わせの安定
- 舌の圧力や唇の力が適切になり、矯正の効果が定着しやすくなる
- 後戻り(リバウンド)のリスクが下がる
✔ 発音や滑舌の改善
- 舌足らずな話し方が改善される
- サ行・タ行・ラ行の発音がクリアになる
✔ 顔立ち・口元の印象がすっきり
- 口呼吸やぽかん口が改善され、口元が引き締まる
- 顎や顔まわりの発育にもよい影響が
✔ 食事・飲み込みがスムーズに
- 舌の使い方が整い、食べこぼしや飲み込みづらさが改善
- 咀嚼(そしゃく)機能の発達もサポート
MFTはどんな風にやるの?
MFTは、専門の歯科医院や矯正歯科で、お子さんの癖や状態に合わせたトレーニングメニューを提案してもらうのが一般的です。
よく行われるトレーニング例:
| トレーニング名 | 内容 |
|---|---|
| 舌上げ体操 | 舌を上あごにつけて「ぴたっ」と安定させる練習 |
| リップトレーニング | 唇を閉じてストローやラバーで引っ張るなど、唇の筋力アップ |
| 発音練習 | 舌の位置を意識して言葉を発する |
| 飲み込み練習 | 水を飲む動作で舌が正しい位置にあるかを確認 |
🕒 毎日3〜5分から始めて、習慣化することがポイントです。

MFTはどんな子におすすめ?

✔ 舌がいつも下にある・前に出ている
✔ 口がぽかんと開いている
✔ 飲み込み方が変(舌で押し出すような動き)
✔ 滑舌が悪い、発音が気になる
✔ 矯正中・矯正後に後戻りが気になる
当てはまる場合は、一度MFTを取り入れてみる価値ありです◎
まとめ
矯正治療で歯並びをキレイにするだけでなく、
MFTで舌・唇・口の使い方を正すことで、歯並びの安定とお口の健康を長くキープできます。
特にお子さんの場合は、成長段階で筋肉が発達していくタイミングでもあるため、
「今がベストタイミング!」ということも少なくありません。
🌟歯を整える
🌟舌と口の使い方を整える
🌟見た目も、機能も、美しく!
お子さんの未来の笑顔のために、矯正とMFT、両方を上手に取り入れていきましょう😊
参考文献
- 日本矯正歯科学会「MFT(口腔筋機能療法)について」https://www.jos.gr.jp
- 日本小児歯科学会「舌癖とMFTに関するガイドライン」https://www.jspd.or.jp
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔機能発達不全症とは」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp
- 加藤美香『やさしくわかるMFTガイドブック』医歯薬出版(2020)
- American Speech-Language-Hearing Association (ASHA) “Orofacial Myofunctional Therapy” https://www.asha.org











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