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【子どもの歯ぎしり】矯正治療で改善されるって本当?

医院ブログ 2025/04/28
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

「うちの子、夜中にギリギリと歯ぎしりしていて心配…」
「矯正でよくなるって聞いたけど、本当なの?」

そんなご相談を受けることがよくあります。

子どもの歯ぎしりは決して珍しいことではありませんが、放置してよいものか迷う親御さんも多いですよね。

この記事では、

  • 子どもの歯ぎしりの原因
  • 矯正治療によって改善されるケース
  • 対応のタイミングや注意点

などを、わかりやすく解説していきます😊


子どもの歯ぎしりって、よくあるの?

実は、3〜10歳くらいの子どもで“睡眠中の歯ぎしり”はよく見られます
小児歯科学会によると、就学前の子どもの約3〜4割が歯ぎしりを経験しているとも言われています。

🦷よくあるタイプ:

  • 就寝中にギリギリと強くこする音がする
  • 日中には見られないが、夜に多い
  • 本人に自覚はない

多くの場合、一時的で自然に治まることもありますが、長く続いたり歯がすり減ったりしている場合は注意が必要です。

子どもの歯ぎしり、原因は?

子どもの歯ぎしりには、複数の原因があると考えられています。

原因内容
歯の生え変わり時期噛み合わせが安定しておらず、無意識に調整しようとしている
噛み合わせのズレ上下の歯の接触や顎の位置に違和感がある
ストレスや緊張環境の変化、学校、家庭のことなど
習慣的な癖食いしばり、寝相などと関連していることも

とくに「永久歯への生え変わり中の歯ぎしり」は、体の自然な適応反応であることが多く、深刻に捉えすぎなくてもよい場合があります。

矯正治療で歯ぎしりは改善される?

結論から言うと——
「歯並びや噛み合わせのズレ」が原因である場合、矯正治療によって歯ぎしりが改善されることがあります。

✔改善が期待できるケース

  • 前歯や奥歯が正しく噛み合っていない(開咬・反対咬合など)
  • 顎の位置がズレており、無意識に調整しようと歯ぎしりしている
  • かみ合わせの不安定さで、寝ている間に筋肉に負荷がかかっている

こうしたかみ合わせの不調が歯ぎしりの原因になっている場合は、矯正で歯や顎の位置が整うと、自然と歯ぎしりが減る傾向があります。

ただし!「すべての歯ぎしり」が矯正で治るわけではない

歯ぎしりにはストレスや睡眠リズム、癖などの心理的要因も関わっていることがあるため、
「矯正をすれば必ず改善する」とは限りません。

また、生え変わりの途中で一時的に起こる歯ぎしりは、特に治療を必要としないことも多いです。

そのため、以下のようなときは、一度専門医に相談しましょう。

こんなときは歯科医に相談を!

  • 歯ぎしりが何ヶ月も続いている
  • 歯が削れて短くなってきた
  • 顎や歯が痛いと訴える
  • 日中にも食いしばっている様子がある
  • 噛み合わせや歯並びに気になる点がある

矯正治療の開始時期も含めて、小児歯科や矯正歯科での適切な評価が大切です。


まとめ

子どもの歯ぎしりは、成長とともに自然に治まることも多いですが、「かみ合わせの問題」が関係している場合は、矯正治療で改善が期待できます。

無理に自己判断せず、

  • 歯の削れや痛みがある
  • 噛み合わせが気になる
  • 長期間続いている

といった場合には、ぜひ小児歯科や矯正専門医に相談してみてくださいね😊

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参考文献

  1. 日本小児歯科学会「歯ぎしりに関するQ&A」https://www.jspd.or.jp
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯ぎしり(ブラキシズム)」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp
  3. 日本矯正歯科学会「かみ合わせと睡眠時の癖について」https://www.jos.gr.jp
  4. American Academy of Pediatric Dentistry (AAPD) “Bruxism in Children” https://www.aapd.org
  5. 木村光俊『子どもの矯正と噛み合わせのはなし』医歯薬出版(2020)


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