子どもの矯正治療 仕上げ磨き
こんにちは名古屋西矯正歯科クリニックです🦷
子どもの矯正治療が始まると、歯並びが良くなる嬉しさと同時に、親として気になるのが「歯みがき」のこと。
患者様の親御さんからは特にこんな声をよく聞きます。
「もう小学生だから、自分で磨いてるし大丈夫?」
「仕上げ磨きっていつまで必要?」
「矯正してると磨きにくそうだけど、どうしたらいい?」
今回は、矯正治療中・治療後のお子さんにとっての仕上げ磨きの大切さや、いつまで続けるべきかについて、わかりやすく解説します。
目次
矯正中の子どもに仕上げ磨きが必要?
矯正装置は汚れがたまりやすい!
ワイヤー矯正やブラケット矯正の場合、歯に装置がついていることで食べかすやプラーク(歯垢)が残りやすくなります。特に複雑な装置のまわりは歯ブラシが届きにくく、子どもだけの歯みがきでは取り切れないことが多いです。
むし歯や歯肉炎のリスクがアップ

歯ぐきの腫れが進行すると、写真のように歯ぐきがブラケット装置を覆ってしまうことも。こうなると、繰り返し装置の脱離や、歯に装置が付けられないことから治療が進まなくなることがあります。
・矯正中のむし歯
・歯ぐきの腫れ(歯肉炎)
・ホワイトスポット(歯の白濁)
こういったトラブルが起きやすいのも、矯正中の特徴。せっかくきれいに歯並びを整えているのに、むし歯になってしまってはもったいないですよね。
仕上げ磨きはいつまで必要?年齢別の目安
| 年齢・時期 | 仕上げ磨きの目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 小学校低学年(1〜3年生) | 毎日仕上げ磨きが理想 | 自分磨き+親のチェックは必須 |
| 小学校中学年(4〜5年生) | できれば毎日。少なくとも夜はチェック | 磨けていないところを部分的にサポート |
| 小学校高学年〜中学生 | 汚れが気になるとき | 定期的に磨き残しチェック |
※矯正治療中は通常よりも汚れがたまりやすいです。年齢に関係なくチェックが大事!
仕上げ磨きをするときのチェックポイント
- ワイヤーや装置のまわりに汚れが残っていないか
- 歯ぐきが赤く腫れていないか
- 歯の表面がザラザラしていないか(ツルツルが理想)
- リテーナー(保定装置)の着脱後の歯も確認
必要であれば、歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシ(部分用ブラシ)なども使用するようにしましょう。
矯正治療が終わったら仕上げ磨きはやめてOK?
実は、矯正が終わった直後も汚れやすい時期です。理由はこんなところにあります。
- 新しい歯並びにまだ慣れていない
- リテーナー(保定装置)の着脱がある
- 磨き癖が残っている
この時期は、週に1〜2回でも仕上げ磨きをしてあげたり、「今日はちゃんと磨けてるかな?」と声かけするだけでも違います。
磨き残しを減らすコツ

- 矯正用の専用歯ブラシを使う
- ワンタフトブラシで細かい部分を磨く
- 鏡を見ながら磨く習慣をつける
- 磨き終わりに親がチェックする習慣をつくる
- 歯科医院のプロケア(定期クリーニング)も活用する
仕上げ磨きは「卒業」ではなく「見守り」へシフト
仕上げ磨き=何歳まで、と決める必要はありません。大切なのは、
- 子どもがきちんと磨けているか?
- 矯正装置やリテーナーの影響はないか?
- むし歯・歯ぐきのトラブルがないか?
この3つを親御さんが見守りながらサポートしていくことです。もう子どもじゃないし、歯みがきくらいはできているだろうと思っていても、意外と汚れは残っています。
たまにでもいいので、声掛けや確認をするようにしましょう。
参考文献 参考サイト
- 日本矯正歯科学会「矯正治療中の歯みがきについて」
https://www.jos.gr.jp/ro/about/orthodontics/habits.html - ライオン歯科衛生研究所「年齢別 仕上げ磨きの目安」
https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/child/04.htm - クインテッセンス出版「小児歯科臨床ガイドブック」より
(監修:日本小児歯科学会) - 日本歯科医師会「むし歯・歯周病予防のためのブラッシング指導」
https://www.jda.or.jp/park/knowledge/brush.html - 矯正歯科ネット「矯正治療中の虫歯リスクと歯磨きのポイント」
https://www.kyousei-shika.net/about/risk/











〒497-0034