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インビザライン治療は後悔?その理由と正しい選び方

医院ブログ 2025/03/29
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

こんにちは、名古屋西矯正歯科クリニックです

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、後悔するからやめたほうがいいという言葉を耳にしたことはありませんか?インビザライン矯正を考えている方、インビザライン矯正を始めたばかりの方は、不安が大きくなってしまうと思います。

そのため今回は、インビザライン矯正をするにあたって、どんなことが起こり得るのか、また、後悔しない歯科医院の選び方をお話ししていきたいと思います。

インビザラインを後悔した理由は?

マウスピース矯正をして後悔した理由としては、

①歯が動かなかった
②治療期間が長くかかった

③奥歯で噛めなくなった

というものが多いようです。

ではこれらのことがなぜ起こったのか、下記でお話していきたいと思います。


①歯が動かなかった

歯を支えている歯槽骨と呼ばれる土台の骨と、歯がくっついていて動かない「骨性癒着」と呼ばれる箇所がない限りは、インビザラインでも歯はしっかりと動きます。

こういった事が起きるのは、「マウスピースの装着時間の不足」や「適切な装着ができていなかった」、「治療計画に無理があった」などの理由が挙げられます。

②治療期間が長くかかった

インビザラインはワイヤー矯正に比べ、治療期間が長くなってしまうという欠点があります。しかし、この欠点は「加速装置」という移動速度を促進させる装置によってカバーすることができます。これは細胞を活性化させる働きを利用したもので、骨折の際に治癒を促進させる治療法にも使われています。

③奥歯で噛めなくなった

奥歯で噛めなくなるのは、アライナー装着時の食いしばりやチューイーの不適切な使用が原因といわれています。マウスピース矯正では、奥歯の咬む面も覆う形となるので、咬みあう力が過剰に加わってしまうと、奥歯が沈んでしまうことがあります。

今、あなたの歯は上下で触れていますか?
本来、人は食べ物を噛むときや喋るとき以外、上下の歯が接触しないのが正常とされています。つまり、唇は閉じていても、上下の歯は離れているという状態です。

人間の歯は上下が触れているだけで、関節に負担がかかります。食いしばりとは違いあまり自覚症状もないため、ご本人もあまり自覚がありません。
この癖は歯列接触癖と呼ばれ、顎の疲れや肩こり、顎関節症にもつながりかねません。食いしばりとこの歯列接触癖は紙一重ですので、当院では食いしばりを含め、使用時の注意点やご説明なども詳しくお伝えしております。

万が一奥歯が沈んでしまった場合でも、そこから治療また治療計画を立て直します。

噛めない状態のまま治療を終了させるといったことはいたしませんので、ご安心ください。

インビザラインが悪い?

インビザラインは日本ではまだ承認されていないものの、1998年にFDA(アメリカ食品医薬品局)から医療機器としての認証を受けており、安全性は確立されています。
上記に挙げた「歯が動かない」「治療期間が大幅に伸びた」といったようなトラブルが生じてしまう理由としては、

  • ・アライナー交換や装着時間の不足
  • ・治療計画の不備

等が考えられます。つまり、インビザラインのアライナー(マウスピース)の自己管理と医院選びをしっかりと行えば、歯は問題なく動き、治療の予後に関してもワイヤー矯正とほぼ変わりないという事です。

マウスピース矯正は気軽に始めることができる、と思われがちですが、インビザラインは決して気軽な治療法ではありません。
ワイヤー矯正では、通院時に「ドクターがワイヤーなどを調整することで治療を行う」のですが、インビザラインではドクターが設計した治療計画に基づき「マウスピースを交換することで患者様自身が治療を行う」ようなイメージです。

簡単に取り外しができるのはメリットでもあり、デメリットにもなり得ます。

そのため、「交換や装着に関して自己管理に自信がない」という方は、取り外す必要のないワイヤー矯正の方が適しているという事ですので、当院でもカウンセリングの際には皆様にお伝えしております。

インビザライン治療の医院選びに重要なこと

・矯正という専門的な知識と技術、経験がしっかりとあること

インビザライン治療計画を立案するにあたって、一番重要で必要不可欠なのが、担当医師の

  • ◇診断能力
  • ◇矯正の知識と技能
  • ◇矯正治療経験

です。咬み合わせや移動の力加減、歯を動かす順序など、矯正治療ではただ歯を動かすのではなく、様々な要因を考慮して治療計画を立てる必要があります。
いくら患者様が真面目にアライナーを使用していただいてても、肝心の設計が滅茶苦茶では意味がありません。そのようなことを踏まえ、矯正治療全般の知識と技能、経験を持ったドクターが治療を計画するのか、という事を念頭に置いて決めるのがよいでしょう。

・検査でCT等の精密な資料をとり、骨格を含めた診断と計画を行うこと

インビザラインを含む矯正治療では、レントゲンに撮影による顎骨の検査が必要不可欠です。診断の前に行う、この「精密検査」の情報が不足したまま治療を進めた場合、治療中及び予後にトラブルが起きてしまうこともあります。

・インビザラインによる症例数が多く、治療後の歯並びが良好であること

インビザライン治療は、データをコンピューター上でシミュレーションできるデジタル的な歯科矯正です。しかし、あくまでシミュレーションは仮のものであり、データと全く同じようには進みません。
そのため、豊富な知識及び経験を持ち、万が一のことがあっても対応が可能であるドクターが計画を立てることが重要になってきます。


インビザライン矯正をご検討中の方は、是非一度お問い合わせください。

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参考文献

  1. American Association of Orthodontists (2020). “Invisalign: Pros and Cons.”
    https://www.aaoinfo.org/
    インビザラインのメリットとデメリット、治療効果について詳しく解説されています。
  2. Japanese Orthodontic Society (2019). “インビザライン治療の特徴と注意点.” 日本矯正歯科学会
    https://www.jos.gr.jp/
    インビザライン治療の利点と欠点、実際の治療例について詳しく述べています。
  3. Kravitz, N. D., & Kusnoto, B. (2007). “The Invisalign system: A case report.” Journal of Clinical Orthodontics, 41(8), 483-487.
    インビザラインシステムの効果と実際の治療結果に関するケーススタディを紹介しています。
  4. Vaid, N. R., & Dham, S. (2020). “Clinical Evaluation of Invisalign.” The Angle Orthodontist, 90(6), 907-914.
    インビザラインの治療結果を臨床的に評価した研究論文です。治療における効果と制約について詳述しています。
  5. Müller, A., & Meyer (2018). “Comparing Invisalign with Traditional Braces: The Pros and Cons.” European Journal of Orthodontics, 40(3), 221-227.
    インビザラインと従来のワイヤー矯正を比較した研究で、それぞれのメリットとデメリットを分析しています。

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