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中高生から始める矯正治療

医院ブログ 2025/03/23
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

矯正治療を開始するタイミングは人それぞれであり、その人の歯並びによっても適応時期は変わってきます。その中でも成長期真っ只中である中学生高校生のこの時期に、矯正治療を開始するのは絶好のタイミングです。

この大切な時期に矯正治療を行うことで、健康面や審美面だけでなく外見への自信にも良い影響をもたらすことができます。


成長期である中学生、高校生の時期に矯正治療を始めると、身体の成長を生かしながら歯並びも一緒に整えていくことができます。

成長期に治療を行うメリット

では、成長期に矯正治療を行うことでどういったメリットがあるのでしょうか?

  • 歯周病予防につながり、将来の口腔トラブルを避けることができる
  • 顎の成長過程を利用することができるので矯正治療の効果が出やすい
  • 噛み合わせが安定することで咀嚼機能が向上する

中学生と高校生での矯正治療の違いは?

矯正治療を始める時期によっては、選択する矯正治療装置なども変わってきます。

【中学生】

まだ骨格などが柔軟であるため、その成長を利用し他治療が可能である。そのため骨格性の問題にも治療適応されやすい時期。

【高校生】

乳歯から永久歯列へと生え変わりが完了している時期。永久歯が全て生えそろい、歯列全体を整えていく治療が適している時期。

ワイヤー矯正 マウスピース矯正どちらが向いている?

いろいろな種類の装置がある中で、矯正装置はどれを選ぶと良いのでしょうか?2つの特徴を比較し、どちらが自分に合っているか考えるためのポイントをまとめてみました。

1. 見た目の違い

  • マウスピース矯正
    見た目が非常に目立たないため、治療中の外見を気にする中高生にとっては大きなメリットです。透明なプラスチック素材で作られているため、日常生活でほとんど目立ちません。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は目立つことが多く、特に思春期の中高生にとっては、見た目が気になることがあります。ただし、最近では目立たない透明のブラケットや、裏側矯正などのワイヤー矯正でも目立たない選択肢を取ることもできます。

2. 治療の痛みや不快感

  • マウスピース矯正
    マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて調整の痛みが少なく、装置が口内に直接触れることがないため、口内の傷ができにくいです。また、装置を外せるため、食事中や歯磨き時に不快感を感じることはあまりありません。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は、調整後に痛みや不快感を感じることがあり、特にブラケットが歯に直接触れるため、口内に傷ができることがあります。ただし、痛みは数日で収まることが多いです。

3. 治療期間

  • マウスピース矯正
    マウスピース矯正の治療期間は、個人差がありますが、一般的にはワイヤー矯正よりも治療期間が短くなることが多いです。特に軽度から中度の歯並びの問題には効果的です。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は、特に重度の歯並びの改善に効果的ですが、治療期間が長くなることがあります。通常、1~3年ほどかかることが多いです。

4. 治療の効果と適応範囲

  • マウスピース矯正
    マウスピース矯正は、歯並びや噛み合わせの軽度〜中度の問題に非常に効果的です。特に歯の移動が比較的シンプルなケースに向いていますが、複雑な噛み合わせの問題や大きな歯の移動が必要な場合には効果が限られることもあります。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせが非常に悪い場合や複雑な治療が必要な場合に適しています。多くのケースで効果的に歯を動かすことができ、幅広い治療範囲に対応可能です。

5. 維持管理の手間

  • マウスピース矯正
    マウスピースは自分で取り外し可能なため、食事や歯磨きが簡単にできます。ただし、1日のうちで多くの時間(通常は20〜22時間)装着し続ける必要があり、自己管理が求められます。外し忘れや適切な装着時間を守らないと、治療が遅れる可能性があります。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は装置が固定されているため、外すことはできません。食事や歯磨きの際に工夫が必要で、特に食べ物が器具に絡みやすいため、ケアには注意が必要です。歯磨きを怠ると虫歯のリスクも高くなります。

6. 費用

  • マウスピース矯正
    マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも費用が高くなることが一般的です。特にカスタムメイドのマウスピースを使用する場合、治療費が高額になることがあります。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正は、一般的にマウスピース矯正よりも安価であることが多いです。ただし、治療が長期間にわたるため、総額は高くなることがあります。

7. 食事制限

  • マウスピース矯正
    食事や飲み物を摂取する際には、マウスピースを外す必要があるため、食事に関する制限はありません。ただし、食事後にはマウスピースをすぐに装着することが重要です。
  • ワイヤー矯正
    ワイヤー矯正では、硬いものや粘着性のある食べ物を避ける必要があり、食事に関する制限がいくつかあります。また、食後に歯磨きが重要です。

どちらが「良いか」は、個々のニーズやライフスタイルによりますが

  • 見た目や自己管理のしやすさを重視するなら、マウスピース矯正が適しているかもしれません。
  • 複雑な歯並びの改善長期的な安定を求めるなら、ワイヤー矯正の方が効果的です。

最終的には、歯科医と相談して、自分の歯並びやライフスタイルに最適な方法を選ぶことが重要です。


歯並びでお悩みの方や、矯正治療を考えられている方は是非一度カウンセリングへお越しください

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参考文献

  1. 日本矯正歯科学会 (2020). 「矯正治療の方法とその特徴」. 日本矯正歯科学会. https://www.jos.gr.jp/
    日本矯正歯科学会では、矯正治療の方法やそれぞれの治療法の特徴について詳しく解説しています。マウスピース矯正とワイヤー矯正に関する基本的な情報も提供されています。
  2. アメリカ矯正歯科学会 (AAO) (2021). “Braces or Clear Aligners: Which is Right for You?”. American Association of Orthodontists. https://www.aaoinfo.org/
    アメリカ矯正歯科学会のウェブサイトでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いや、どの治療法がどのような患者に適しているかについて詳しく解説しています。
  3. 新宿矯正歯科クリニック (2021). 「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについて」. 新宿矯正歯科クリニック. https://www.shinjuku-orthodontics.com/
    新宿矯正歯科クリニックでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の特徴、メリット・デメリットについて具体的な事例をもとに解説しています。
  4. 齋藤, 隆之. (2018). 「矯正歯科治療の進化と選択肢」. 日本歯科医師会.
    この書籍では、歯科治療の進化とともに、マウスピース矯正とワイヤー矯正を含むさまざまな矯正治療法の選択肢とその効果について、専門的に解説しています。
  5. 矯正歯科・東京デンタルクリニック (2020). 「マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較」. 東京デンタルクリニック. https://www.tokyo-dental-ortho.com/
    東京デンタルクリニックのサイトでは、治療の特徴や、患者が矯正治療を選択する際に考慮すべき要素について具体的に説明しています。

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