矯正治療で食いしばりは治る?
こんにちは、名古屋西矯正歯科クリニックです。
多くの方が悩んでいるであろう、食いしばりについて、矯正治療との関係も含めてご紹介していこうと思います。
食いしばりの影響
食いしばりは日常的に起こる癖のように思うかもしれませんが、長期間その癖が続くとさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。もっとも一般的な影響は、「顎関節症」です。顎関節に負担がかかることで、顎の痛みや開口障害を引き起こします。
歯への影響は顎への負担よりも強く、歯の表面が削れ知覚過敏が生じたり、力が強い場合は歯が割れたりするケースも高まります。また、歯周病のある方などは食いしばりによる過度な力が加わることで、歯ぐきの退縮や歯の動揺が発生する可能性があります。
食いしばりによる顎の筋肉の緊張が頭全体に広がり、頭痛を引き起こすこともあります。特に夜、寝ている時の無意識の食いしばりは、朝起きたときに顎の痛みや不快感を感じることがあります。睡眠の質にも影響を及ぼすため、日中の疲労感や集中力の低下にも繋がります🌀

食いしばりの原因
その原因はたくさんありますが、日常生活でのストレスが一番の原因だといわれています。ストレスも、精神的なもの物理的なものとありますが、どちらも関係しています。お仕事や人間関係による精神的ストレスは、知らないうちに顎に力が入ってしまっているケースがあります。スポーツをしている方や、重いものを持つ仕事などの物理的ストレスでは、ぐっと力を入れるために食いしばる場面が多々あります。
こういったものが主な原因としてあげられます。また、ストレスがなかったとしても、デスクワークなどにより長時間同じ姿勢をとっていたり、悪い姿勢なども首や肩の筋肉の緊張が顎に波及し、食いしばりを引き起こすこともあります。
改善方法
食いしばりを改善するには、その原因に応じた対策が一番です。日常生活で気をつけられることは、ストレスを溜めないことです。バランスの良い食事に適度な運動、十分な睡眠、好きな音楽を聴くなど自分のリラックスできることを日常に取り入れていきましょう。
また日中の姿勢改善も心がけましょう。デスクワークの多い方は、ストレッチをしたり正しい姿勢を意識して毎日を過ごすようにします。
症状が重症の場合は、医療機関で薬物療法を検討することも。
『ボトックス治療』
咬筋に少量のボトックスを注射することで、食いしばりの力を弱める方法です。この方法は即効性のあるものなので、顎の痛みや頭痛に悩まされている方はオススメです。
しかし、その効果は6か月程と短いのがデメリットです。そのため継続的な注射が必要になります。また、注射による皮膚の腫れや、周辺筋肉への影響により表情やかみ合わせに影響が出る可能性もあります。
ボトックス治療は完璧に食いしばりを治すものではなく、症状を緩和させるものとして考えてください^^
『ナイトガードの使用』

歯科医院にて食いしばりの相談をすると、ナイトガードと呼ばれるマウスピースの作成を進められることが多いです。歯を守るために、夜寝るときに使用するマウスピースを作成します。
マウスピースを使用することで、歯と歯が直接接触することを避けられるので歯が削れたりする負担を減らすことができます。
食いしばりは日常生活からのストレスが原因で、歯や顎に悪影響を及ぼす習慣です。知覚過敏や顎の痛み、強い頭痛などその症状は人それぞれです。
改善していくにはストレスの管理をしたり、マウスピースを使用したりなどの方法があります。
矯正治療で歯並びを改善すれば、食いしばりもなくなる!とカウンセリングにいらっしゃる患者様もいますが、実際には矯正治療で食いしばり改善の効果が見られることはそうありません。
矯正治療は歯並びを治す治療です。食いしばりを治そうと思うと、歯並びの改善だけでは効果を発揮できないのです。噛み合わせが正しい位置になることで、噛む力が均等に分散され食いしばりの症状が楽になった!という方もいらっしゃりますが、個人差があります。
食いしばりによる顎の痛みや頭痛でお悩みの方は、一度歯科医院へご相談ください🦷
当院でもナイトガードの作成が可能です🌙カウンセリングにて、お待ちしております。











〒497-0034