矯正治療 抜歯を行う治療
こんにちは、名古屋西矯正歯科クリニックです🙂
矯正治療において、抜歯を必要とする治療ケースはとても多いです。しかし、多くの患者様のとって抜歯はできれば避けたいものだと思います。
どうして歯を抜かないといけないのか?抜かずに治療はできないのか?そういった矯正治療に対する抜歯についての疑問を今回は書いていこうと思います✏️
抜歯を行うケースとは?
矯正治療の過程では、歯を動かすために必要なスペースを確保することが求められます。歯列のスペースが足りていない場合は、大人の方だとほぼ抜歯になるケースが多いです。
スペース不足
顎のスペースが小さいと、うまく歯が並びきらずガタガタ歯並びになってしまいます。満員電車を思い浮かべていただくと、想像しやすいかと思います。人でぎゅうぎゅうの車内では身動きがとれませんが、空いている時間の車内は立つことも座ることもできます。歯並びもそれと同じです。歯が生えてくる時に十分なスペースがないと、うまく歯が生えきらず、ガタガタになってしまいます。

歯を並べるための十分なスペースを確保するためにはさまざまな方法がありますが、基本的には抜歯をしてスペースを確保します。
上下バランスが取れていない

上の歯が前に出ている上顎前突や、下の歯が前に出ている下顎前突、あるいは歯列級があまりにも狭くなっている場合など、上下の歯のバランスが取れていない場合は抜歯を行い、噛み合わせのバランスをとることがあります。
歯列の非対称
歯列の左右が非対称である場合、片側の歯だけが異常に突出していたり、歯の本数に左右差があったり。そういう場合は抜歯により正しい位置に歯を移動させ、左右均等になるように歯並びを整えます。
抜歯の方法
通常、矯正治療において抜歯を行う場合、最も一般的に抜くことになるのは4番目、第一小臼歯です🦷
上下2本ずつ、計4本抜かれることが多いです。
1:抜歯後の動き
抜歯後は矯正器具の力で歯を動かしていきます。矯正治療では、歯にかかる力を調整し、歯を正しい位置へ移動させ歯並びを整えていきます。歯が移動する過程で、骨や歯茎も徐々に適応していきます。
しかし、骨は支えるものがなければ、だんだんと痩せ無くなっていくものです。抜歯を行ってから1か月〜半年も矯正装置をつけず放置したままにしておくと、その箇所の骨は痩せてしまい、無くなってしまいます。そうなると歯の移動する道がなくなってしまうので、抜歯窩にはを移動させることができずスペースが残った状態になります。
そのため、抜歯を行ったらなるべく早く矯正装置をつけてあげる必要があります。抜歯後は歯科医院の指示に従うようにしてくださいね👩⚕️
抜歯をせずに治療する方法
自分の歯はなるべく残したい!抜きたくない!という方も、もちろんいらっしゃりますよね。抜歯をしなくてもスペースを確保する方法はいくつかあります。
1:拡大床の使用
拡大床(SPE)と呼ばれる歯列拡大の装置を使用することで、抜歯を行わなくても歯を並べるためのスペースをつくることができます。

ただし、全ての方に適応されるわけではないので、歯科医師へお尋ねください!
2:歯を後ろへ移動させる
矯正治療では、歯を前後に移動させることができます。
歯を一本ずつ後ろへ移動させることで、歯列にスペースを作り抜歯を避けることができます。これを「遠心移動」といいます。

親知らずが生えている場合は親知らずの抜歯が必要です⚠️
矯正治療における抜歯は、歯列を整えるために必要なスペースをつくるために必要なものです。抜歯の有無は、患者様の歯並びの状態や骨格をもとに、精密検査の結果から歯科医師が判断します。
将来的な歯の本数が減ってしまう、治療期間が長くなる等のデメリットもありますが、適切な位置に歯を移動させ正しい噛み合わせにすることで、理想的な歯並びになることができます。
なるべく抜歯をせず矯正治療をしたい!とお考えの方も、抜歯を行わずに矯正を行う方法がありますので、一度ご相談ください🌱











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