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矯正装置 ブラケットが外れやすい方

医院ブログ 2019/11/15
ひらざわ矯正歯科クリニック 平澤建太朗

大人の治療でフルブラケット装置治療をされている方で、ブラケットが外れやすい方はいます。

治療中、全く外れない方もいれば、よく外れる方もいます。

ブラケットが外れる理由を少し上げてみます。

噛み合わせが深い方

過蓋咬合と言われるかみ合わせが深い方は噛む時にブラケットに当たることが多く、治療の初期段階では外れることが多くあります。

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もちろん、歯を動かしたいので何度外れても付け直す必要がありますが、対応策としては、ピンポイントで当たる場合はその歯のブラケットのみ、当たらなくなるまで外したり、奥歯の噛み合わせを上げることによって、当たるのを防ぐ方法もあります。

リンガルブラケットの方も同じです。

かたい物をブラケットで噛んでしまった方

矯正治療を始めたばかりの時は、ブラケットにもなれず今までと同じように物を噛んでしまう事もあります。固いおせんべいや、固いお豆、果物でもリンゴや固めの柿など、いくつかあります。治療が進むにつれ、慣れてくると固い食べ物を食べるときのコツもつかんでくるかと思います。

噛む力が強い方、食いしばり、歯ぎしりをする方

噛む力はとても強く、一番強いと100キロぐらいの力がかかります。

知らないうちに外れていた、や、朝起きたら外れていた方など、患者様でも様々ですが、夜寝ている時は無意識ですので、どうしても食いしばる方や、歯ぎしり(音がしない場合)をする方も、ブラケットが外れやすいです。

治療が進むにつれ、噛み合わせも変化していくので、ブラケットが外れる方はとても少なくなりますが、ブラケットを付けたばかりの時はどうしても外れやすいです。

被せ物がある方(インレー、クラウン、セラミック)

虫歯の治療を多くされている方は、お口の中に被せ物がいくつかあると思います。シルバーの被せ物や、虫歯の詰め物、もしくはセラミックを入れている方もいます。

接着剤でブラケットを装着していきますので、治療してある歯は付きにくくなります。

そのままの状態で治療をする場合もありますが、外れやすい部分や、治療内容によっては「仮歯」にする必要もありますので、その場合はまたお伝えさせていただきますね。

磨き残しが多くある方

ブラケット周りに汚れがついている方はブラケットが外れやすいくなるので、治療中は歯ブラシもしっかりとする必要があります。

歯の表面のタイプ

こればかりは本当に仕方がありませんが、患者様同じようにブラケットを装着していても外れやすい方はいます。歯の表面の構造上、外れやすい方は少なからずいます。

ブラケットや矯正の装置は外すことを前提でお口の中に装着しています。

院長をはじめ、スタッフもブラケット治療や、インビザラインの治療の経験者です。装置がお口の中に入っている時はかなり気を使いながら生活をしています。

治療が始まったばかりの時はどうしても外れやすい方はいます。何度も何度もブラケットが外れるととても面倒になりますよね。ただ、そのままにしておくと、その歯が動いていない状態にもなりますので、出来る限りブラケットを付け直す必要があります。

初めの半年ぐらいは強い力を加え歯を動かしていきますので、外れやすいことがありますが、徐々に安定していきます。

ブラケットが外れるのは治療で起こりうることなので、急患対応で直近のお日にちでご予約を取らせていただいております。

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