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【抜歯矯正治療】親知らずを抜くと顔は小さくなる?変化はあるのかを解説
「親知らずを抜いたら顔が小さくなった気がする」
「小顔になるって聞いたけど本当?」
親知らずの抜歯を考えている患者さんから、こうした質問を受けることは少なくありません。
特に矯正治療を検討している方にとっては、顔貌への影響はとても気になるポイントですよね。
この記事では、
- 親知らずを抜くと顔は本当に小さくなるのか
- そう感じる理由
- 顔が変わる人・変わらない人の違い
- 矯正治療との関係
を、歯科医の視点からできるだけわかりやすく解説します。
目次
結論|親知らずを抜いても基本的に「骨格は小さくならない」
まず結論からお伝えします。
👉 親知らずを抜いても、顔の骨格そのものが小さくなることはありません。
親知らずは歯であって、
エラや顎の骨を削るわけではないため、
医学的に「顔が小さくなる」ことは基本的にないのです。
ではなぜ、
「顔が小さくなった気がする」
「フェイスラインがすっきりした」
と感じる人がいるのでしょうか?
親知らずを抜くと顔が小さくなったように感じる理由

① 親知らず周囲の炎症・腫れがなくなる
親知らずがあると、
- 歯茎が腫れやすい
- 慢性的な炎症が起こっている
- 奥歯の周囲がむくんでいる
という状態になりやすくなります。
抜歯後、これらの腫れや炎症が改善すると、
フェイスラインがすっきりして
「顔が小さくなった」と感じることがあります。
② 食いしばり・噛みしめが減る場合がある
親知らずが原因で、
- 噛み合わせが不安定
- 違和感があり無意識に力が入る
といったケースでは、
抜歯後に噛みしめが減り、エラ周りの筋肉が張らなくなることがあります。
これにより、
✔ エラが目立たなくなった
✔ 顔がシャープになった
と感じる方もいます。
③ 矯正治療とセットで行われることが多い
親知らずの抜歯は、
歯列矯正の準備として行われることが多いです。
矯正治療が進むと、
- 歯並びが整う
- 口元の突出感が改善
- 横顔のバランスが良くなる
ため、
「顔が小さくなった」と感じやすくなります。
実際には、
親知らず単体ではなく
👉 矯正治療による口元の変化が大きいケースがほとんどです。
親知らずを抜いて顔が変わりやすい人・変わりにくい人
顔が変わったと感じやすい人
- 親知らずが横向き・埋まっていた
- 親知らず周囲に炎症や腫れがあった
- 噛みしめ・食いしばりが強かった
- 矯正治療を同時に行った
これらに当てはまる場合、
フェイスラインや口元の印象が変わることがあります。
ほとんど変化を感じない人
- 親知らずがまっすぐ生えていた
- 痛みや腫れがなかった
- 噛み合わせに影響していなかった
この場合、
抜歯後も顔の印象は大きく変わらないことが多いです。
「小顔目的」で親知らずを抜くのはおすすめ?

結論として、
❌ 小顔になることを目的に親知らずを抜くことはおすすめできません。
親知らずの抜歯は、
- 虫歯
- 炎症(智歯周囲炎)
- 手前の歯への悪影響
- 矯正治療の必要性
といった医学的な理由で判断すべきものです。
「顔を小さくしたい」という理由だけでの抜歯は、
リスクとメリットが釣り合わない場合があります。
親知らずを抜くことで、
✔ 骨格が小さくなる → ❌
✔ 腫れや筋肉の緊張が取れてすっきり見える → ⭕
✔ 矯正治療と組み合わさって口元が整う → ⭕
というのが正しい理解です。
親知らずを抜くかどうかは、
歯科医師としっかり相談した上で判断しましょう
矯正治療を行う上で親知らずは邪魔になることが多いです。
抜歯矯正についてのお悩みも、無料カウンセリングにてご相談ください^^
参考文献
日本口腔外科学会「親知らず(智歯)について」
日本矯正歯科学会「矯正治療と抜歯の考え方」
厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の健康と噛み合わせ











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