トップへ » 医院ブログ » 抜歯矯正と非抜歯矯正の違いは?5年後・10年後に現れる差を解説

抜歯矯正と非抜歯矯正の違いは?5年後・10年後に現れる差を解説

医院ブログ 2025/10/03
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

歯列矯正を始めようと考えたとき、誰もが一度は悩むのが「抜歯するか、しないか」という問題。
見た目にどんな違いが出るのか、どっちの方が将来的に安定するのか、後戻りしやすいのは?など、気になるポイントはたくさんありますよね。

本記事では、「抜歯あり矯正」と「非抜歯矯正」の違いを解説しながら、数年後・10年後に現れる差についても掘り下げていきます。


抜歯矯正と非抜歯矯正の違いとは?

■ 抜歯矯正とは?

歯を並べるスペースを確保するために、小臼歯などを4本抜く矯正方法です。
出っ歯やガタガタの歯並び(叢生)が強いケースでは、歯を抜くことで歯列全体を後方に引き下げ、口元をすっきりさせることができます。

■ 非抜歯矯正とは?

歯を抜かずに矯正する方法です。
顎の骨のサイズと歯の大きさのバランスが取れている人や、軽度の歯並びの乱れであれば、歯を拡大するなどして並べることができます。


見た目に現れる差:横顔・口元・輪郭

✅ 抜歯矯正の特徴

  • 口元が引っ込み、Eライン(鼻と顎を結んだライン)に沿ったすっきりとした横顔に
  • 出っ歯や口ゴボが改善されやすい
  • 上下の唇が閉じやすくなる傾向あり

✅ 非抜歯矯正の特徴

  • 口元のボリュームが残ることがある
  • 横顔の変化が少ない or 出っ歯感がやや残る場合も
  • 顔が痩せた印象になりにくい(若干ふっくら感が維持される)

患者さんの骨格や希望する仕上がりによって、「どちらが美しいか」は異なります。
口元を引っ込めたい方は、抜歯のほうが効果的なケースが多いです。

5年後・10年後に現れる差

矯正は、終わってすぐだけが重要ではありません。
「安定性」や「後戻り」などの差が、数年後に現れてくることもあるのです。

✅ 後戻りのしやすさ

  • 非抜歯矯正は、歯を無理に並べた分、戻りやすい傾向がある
  • 抜歯矯正はスペースにゆとりがあるため、比較的後戻りが少ない
  • どちらでもリテーナー(保定装置)を怠ると後戻りは起こる

✅ 噛み合わせの安定性

  • 抜歯矯正は、噛み合わせの再構築がしっかりされやすい
  • 非抜歯はスペースが足りない場合、噛み合わせに無理が出ることも

✅ 年齢による影響

  • 年齢を重ねると顔貌や筋肉が変化します
  • 若いときは非抜歯でも問題なくても、中年以降に口元の突出感が気になる場合も


実際の体験談・症例から見るリアルな差

■ 抜歯してよかった例

「前歯がかなり出ていて、笑うと歯ぐきも見えていたけど、抜歯矯正でスッキリ。10年経っても後戻りはほとんどなし。横顔もコンプレックスがなくなりました。」

■ 非抜歯で後悔した例

「最初は“抜きたくない”と非抜歯を選んだけど、3年後に前歯がまた前に出てきた。再矯正では結局抜歯することになりました。」

どちらを選ぶべき?判断基準とは

矯正方法は「抜く・抜かない」だけで決めるものではありません。
以下のような点を総合的に判断する必要があります。

🔍 判断ポイント

  • 顎の大きさと歯の大きさのバランス
  • 出っ歯や叢生の度合い
  • 横顔の理想像(Eラインを重視するか)
  • 噛み合わせの安定性
  • 顔の印象の変化をどこまで許容できるか

不安な場合は、矯正専門医にセカンドオピニオンを求めるのもおすすめです。


まとめ:長期的な視点で矯正方法を選ぼう

抜歯矯正と非抜歯矯正、どちらにもメリット・デメリットがあります。
特に数年後にどう変わっていくかは、矯正経験者だからこそ気づけるポイントです。

✔ 見た目だけでなく「後戻り」「噛み合わせ」「顔のバランス」も考える
✔ 自分の理想と歯並び・骨格をすり合わせて選択を
✔ 将来後悔しないために、専門医とよく相談することが大切

矯正は「一生モノ」の選択です。ぜひ、目先の見た目だけではなく、5年後・10年後の自分も見据えてベストな治療法を選んでください。


LINEから無料カウンセリングのお問い合わせを受け付けております

お気軽にご連絡ください^^⭐︎

友だち追加

参考文献 リンク

  • 日本矯正歯科学会(https://www.jos.gr.jp/)
  • 井出吉信ほか『矯正歯科学』医歯薬出版
  • PubMed: “Long-term stability of extraction and non-extraction orthodontic treatment”
  • 臨床矯正歯科誌 / Clinical Orthodontics 各号
  • 医院での実際の症例データ・経過観察より

カウンセリングをおこなっております

カウンセリング 無料カウンセリング 無料相談メール 当院のカウンセリング内容


コールバック予約

PAGE TOP