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歯列矯正の前にやるべき準備5つ|知らないと損するポイントも
歯列矯正を始めようと考えているけれど、「本当にこれでいいのかな?」「何を準備すればいいの?」と不安な方も多いのではないでしょうか。
矯正治療は費用も期間もかかる一大決断。始める前の準備次第で、治療のスムーズさ・満足度・トラブル回避に大きな差が出ます。
今回は、歯列矯正を成功させるために治療前にやっておくべき準備5つを詳しく解説します。矯正初心者さんや、これからカウンセリングを受ける方は必見です。
目次
✅ 準備①:信頼できる矯正歯科を選ぶ

▶ なぜ重要?
矯正治療は半年〜数年にわたって通院が必要です。「どこで治療するか」=治療の成功率や満足度を大きく左右する要素です。虫歯の治療とは違い、高度な専門知識と経験が必要なため、以下のようなポイントを確認しましょう。
▶ 歯科医院選びでチェックすべき5つのポイント
- 日本矯正歯科学会の「認定医」「専門医」在籍か
- 矯正治療に特化している or 専門の診療日があるか
- セファログラム(頭部X線)や3Dスキャナなど設備が整っているか
- 料金体系が明確か(追加費用が不明瞭ではないか)
- カウンセリングで親身に話を聞いてくれるか
▶ 複数クリニックで比較しよう
1ヶ所だけで決めるのはリスクあり。最低2〜3院の無料カウンセリングを受け、説明の分かりやすさや印象を比較してから決定しましょう。
✅ 準備②:現時点の口腔トラブルを解消しておく

▶ 虫歯・歯周病・親知らずの処置は必須!
矯正治療中は、ブラケットやワイヤーが付いているため虫歯や歯周病の治療がしづらくなります。したがって、治療前にすべての虫歯・歯周病は完治させておく必要があります。
また、親知らずの抜歯が必要な場合もあるので、レントゲン撮影や精密検査で事前に確認しましょう。
▶ なぜ矯正前に処置が必要?
- 治療途中で虫歯になると装置を一時外す必要あり → 治療が遅れる
- 歯周病があると矯正によって悪化するリスクあり
- 親知らずが歯並びを押す原因になることがある
✅ 準備③:治療にかかる費用と期間を把握する
▶ 平均的な費用と内訳
矯正治療には以下のような費用がかかります(※全て自費診療の場合):
| 項目 | 相場 |
|---|---|
| 初診相談・精密検査 | 3,000円〜5万円 |
| 矯正基本料(全体矯正) | 70万〜120万円 |
| 調整料(月1回) | 3,000〜8,000円 |
| リテーナー(保定装置) | 2万〜5万円 |
→ 総額で 80万〜130万円前後 が一般的。
▶ 支払い方法や医療費控除も確認!
- デンタルローンや分割払いの対応があるか
- 医療費控除の対象になるので、領収書は保管しておくこと
- 自費診療のため、保険証は使えないことを忘れずに
▶ 期間は?仕事・学校と両立できる?
- 平均:1年半〜3年(+保定期間1〜2年)
- 通院頻度:1〜2ヶ月に1回
- 途中で妊娠・転職・転居などがあると、治療計画に影響が出る可能性も
自分のライフスタイルとスケジュールに無理がないか、事前に見通しを立てておきましょう。
✅ 準備④:自分に合った矯正装置を知っておく

▶ ワイヤー矯正にも種類がある!
| 装置の種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 表側ブラケット(金属) | 最も一般的・コストが低い | 費用を抑えたい |
| 表側ブラケット(白、透明) | 白や透明で目立ちにくい | 見た目が気になる人 |
| 裏側矯正(リンガル) | 外から見えない | 接客業・芸能関係など |
| ハーフリンガル矯正 | 上:裏側/下:表側など組み合わせ | 費用と見た目のバランスを取りたい |
※その他、マウスピース矯正(インビザライン等)は症例により不可の場合も。
▶ 自分に合った装置はどれ?
- 見た目を気にするか?
- 会話や発音の支障は?
- 費用を重視するか?
- 食事や歯磨きのしやすさ
カウンセリング時に写真や模型で見せてもらうとイメージしやすいです
✅ 準備⑤:治療中の生活への影響を理解しておく
▶ 矯正中に変わる「日常のリアル」
矯正中は、日々の生活にいくつか変化が起きます。前もって知っておくことで、心の準備ができます。
✅ 変化の一例:
- 食事の制限:硬いもの・粘着質のものは注意
- 歯磨きが難しくなる:専用ブラシ・フロスが必要
- 痛みや違和感:調整直後に数日間出ることがある
- 口内炎ができやすい:装置が粘膜に当たるため
- 装置が目立つことによるストレス:見た目が気になる人も
▶ 知っておくと安心なポイント
- 矯正専用のケアグッズ(歯間ブラシ・ワックス・うがい薬等)を準備
- 外食・旅行時の持ち物リストを事前に作っておく
- SNSやブログで同じ経験をしている人の投稿を読むと気が楽になる
▶ 番外編:やっておくと安心な+αの準備
- ✅ 矯正前の記録を残す(写真・動画)
→ ビフォーアフターの比較ができてモチベアップ! - ✅ 矯正中のメイクやヘアスタイルの工夫を考える
→ 口元が目立つ分、他のパーツでカバーできる工夫を事前に練習しておく - ✅ 家族・恋人・職場への説明と理解
→ 食事や発音、見た目などで気になる場面があるため、先に伝えておくとストレスが減る
✅ まとめ:準備が8割!安心して矯正を始めよう
歯列矯正は、見た目を整えるだけでなく、健康面・機能面にも大きな影響を与える治療です。その分、準備が不十分だと「こんなはずじゃなかった…」という後悔にもつながります。
今回紹介した 準備の5つのポイント を振り返っておきましょう✍️
歯列矯正前にやるべき準備5つまとめ
- 信頼できる矯正歯科を複数比較して選ぶ
- 虫歯・歯周病・親知らずなどを事前に治療しておく
- 費用と治療期間の見通しを立て、支払い方法を確認
- 自分に合った矯正装置を理解しておく
- 生活への影響を理解し、事前に備えておく
矯正治療を検討中の方、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください^^
参考文献
- 日本矯正歯科学会|https://www.jos.gr.jp/
- 厚生労働省「医療費控除について」|https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
- 日本臨床矯正歯科医会|https://www.jpao.jp/
- 日本歯科医師会「矯正治療に関するQ&A」|https://www.jda.or.jp/
- 矯正歯科専門医によるブログ・診療ガイド











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