iTero 口腔内光学印象
iTeroとは
口腔内スキャンと呼ばれる iTero 。
当院も数年前に1台。今年3月に2台目を導入しました。
インビザラインの患者様のお口の方を取るのに必要な口腔内スキャンです。
iTeroを導入する前は、患者様お一人お一人に印象と呼ばれるアルジネートや、シリコンでお口の方を取っていました。
お口の方を取るのが苦手な方も多く、時間もかかりますし、シリコン印象を使いお口の方を採るのは高度な技術が必要にもなります。
患者様のご予約も2時間以上取っていたのではないでしょうか?
この、iTeroを導入してからは、当院もお口の方を取る回数はとても減り、患者様の負担もかなり減ったと思います。
iTeroを使用し、お口の中を撮影することにより、お口の中の歯並び、噛み合わせなどをスキャンし、データ化することができます。
お口の中の状態を精密に歯型を取ることができます。
↓このように、お口の中をスキャンしていきますよ☆
印象を取るときの「オエっ」というのもなく、嘔吐反射のある方やお子様にも負担が少ないです。
インビザラインの精度がUP
iTeroを使用することにより、インビザラインのマウスピースの精度が格段にupしました。
今までの印象材やシリコン素材でしっかりとお口の方を採取しても、性質の特性上、どうしても「ズレ」や「ゆがみ」が出てしまっていました。
iTeroを使用しマウスピースを作成することにより、歯へのフィット感は格段に違ってきます。
お口の型を取る回数が減りました
当院では治療を開始する際の精密検査時でもこのiTeroを使用します。
今まではお口の方を取り、石膏を流し、模型を作成していました。
毎月、毎年、とてつもない数の模型で医院内が埋められていきます。
模型棚を増設、増設を繰り返しても追いつきませんでした。
治療後の数年間は保管する必要がありますので、一人の患者様、最低3個の上下の模型を作ります。
その模型がデータで残すことができますので、必要な場合はプリントアウトすればよくなりました。
シュミレーションを見ることができる
検査時にiTeroを使用しお口の中の3D画像を見ることができます。
もちろんこれがゴールではありませんが、ざっくりと歯を抜く必要がある方や、噛み合わせ、ガタガタ歯並びがどのように治療後なるか、をアウトカムシュミレーションで見ることができますので、患者様はとても治療後を想像しやすくなります。
このように、患者様の負担も減り、インビザライン治療のアライナーと呼ばれるマウスピースを作成するには、iTeroが欠かせない存在です。
当院は2台フル稼働で治療にあたっています。
カウンセリング時にもし、アウトカムシュミレーションを見たいという方は、予めカウンセリングの予約時に希望とお伝えいただければ、そのお時間をお取りさせていただきますね☆