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【矯正治療をすると顎関節症になる?】原因と関係性を正しく理解しよう
医院ブログ
2025/07/06
矯正治療の検討中、
「矯正治療をしたら、あごが痛くなった」
「矯正治療後に“あごがカクカク音”が鳴るようになった」
そんな声を聞いて、不安になっていませんか?
実際、「矯正で顎関節症になるのでは?」という誤解は少なくありません。
しかし、正しく言えば「矯正治療が顎関節症を引き起こすとは限らない」のです。
今回は、矯正治療と顎関節症の関係性をわかりやすくご説明します。
目次
そもそも顎関節症とは?

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎の関節や筋肉に不調が起こる状態を指します。
主な症状は以下のようなものです:
- あごがカクカク鳴る(関節雑音)
- 口が開きにくい、閉じにくい
- 顎の関節や周辺の痛み
- 頭痛や肩こりを伴うことも
生活習慣やストレス、歯ぎしり・食いしばり、咬み合わせなどが複合的に影響します。
矯正治療=顎関節症になる、は誤解です
矯正治療そのものが直接的に顎関節症の原因になるとは限りません。
むしろ、不正咬合(悪い咬み合わせ)が顎関節に負担をかけている場合には、
矯正治療によって顎関節症が改善することもあります。
顎関節症と矯正の“よくある誤解”
| 誤解 | 実際は… |
|---|---|
| 矯正すると必ず顎関節に負担がかかる | 適切な治療計画なら、むしろ咬合バランスが整うことも |
| ワイヤーや装置があごをずらす? | あごの位置は筋肉や習慣による影響が大きい |
| 顎関節症の人は矯正できない | 状況によるが、矯正が有効なケースも多い |
顎関節症のリスクが上がる矯正の条件とは?
以下のような場合は、顎関節に影響が出る可能性があります:
- 顎の動きや関節の状態を無視して治療が進んだ場合
- 本来の咬み合わせと異なる咬合をつくってしまった場合
- もともと顎関節症のリスクが高かった(筋の緊張、ストレスなど)
だからこそ、治療前の診断が非常に重要です!
まとめ:矯正と顎関節症の関係は“正しく知ること”が大切
矯正治療は、「歯並び」だけでなく「咬み合わせのバランス」まで整える治療です。
そのため、正しい診断と治療が行われれば、顎関節症のリスクをむしろ軽減できるケースもあるのです。
心配な方は、矯正相談の際に「顎関節のことも気になっている」とぜひお伝えください。
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参考文献
- 日本顎関節学会|https://www.jads.jp/
- 日本矯正歯科学会|https://www.jos.gr.jp/
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「顎関節症」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yk-035/ - Okeson JP. Management of Temporomandibular Disorders and Occlusion. Elsevier.











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