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子どもの矯正治療は後戻りする?原因と防ぐためのポイント
「せっかく時間と費用をかけて子どもの歯並びを整えたのに、また戻ってしまったらどうしよう…」
そんな不安を抱える保護者の方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、子どもの矯正治療でも“後戻り”は起こりえます。
でもご安心ください。きちんと対策すれば、後戻りを防ぐことは十分可能です。
この記事では、子どもの矯正治療で後戻りが起こる理由と、その防ぎ方についてわかりやすく解説します。
目次
後戻りってなに?
矯正治療で整えた歯並びが、元の位置に戻ろうとする現象のことを「後戻り」と呼びます。
歯は「骨」と「周囲の筋肉」のバランスの中で位置を保っており、矯正後にそのバランスが乱れると、自然とズレが生じてしまうのです。
子どもに後戻りが起こる主な原因
1. 成長による顎の変化
子どもはまだ骨の成長段階にあります。
顎の骨が成長する過程で歯並びに影響が出ることがあり、矯正で整えた位置から少しずつズレることも。
2. 保定装置(リテーナー)の不使用
矯正装置を外した後は、リテーナーという“保定装置”を装着して、歯の位置を安定させる必要があります。
このリテーナーを使わなかったり、使用時間が足りなかったりすると、後戻りの原因になります。
3. 口まわりの悪い癖

・指しゃぶり
・舌で前歯を押す
・いつも口が開いている(口呼吸)
これらの癖があると、歯に余計な力がかかり、後戻りしやすくなります。
4. 永久歯の生え変わり
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで、新しい歯が理想的な位置に生えてこないこともあります。
後戻りを防ぐためにできること
✅1. リテーナーをしっかり使う

矯正後すぐは特に後戻りしやすいため、医師の指示通りにリテーナーを装着することが重要です。
子ども一人では管理が難しいので、親のサポートが大切です。
✅2. 癖を早めに改善する
口呼吸や舌のクセがある場合は、MFT(口腔筋機能療法)というトレーニングで改善できます。
歯並びだけでなく、発音や飲み込みの正しい動きにも役立ちます。
✅3. 定期検診に通う
矯正治療が終わった後も、定期的なフォローアップで歯並びの安定をチェックしましょう。
成長に合わせた対応をしてくれる矯正専門医に相談するのが安心です。
まとめ:後戻りは予防できる!親子で取り組むのがポイント
子どもの矯正治療でも後戻りは起こり得ますが、
「リテーナーの使用」+「癖の改善」+「定期的な診察」の3つを守ることで、リスクは大幅に減らせます。
矯正治療はゴールではなく“スタート”。
大切な歯並びをキープするために、ぜひ親子で協力してケアを続けましょう!
再治療に関する相談なども受け付けております!
お気軽にご相談ください ↓
参考文献
- 日本矯正歯科学会(https://www.jos.gr.jp/)
- インビザライン・ジャパン公式(https://www.invisalign.co.jp/)
- 日本成人矯正歯科学会(https://jso.or.jp/)
- Proffit WR et al. Contemporary Orthodontics, Elsevier











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