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マウスピース矯正 浮きが出たときの対処法

医院ブログ 2025/03/16
名古屋西矯正歯科クリニック 平澤建太朗

マウスピース矯正をしていると、一度は経験したことがあるはずの浮き。歯科医院での定期検診時に発見できれば、歯科医師の指示に従い対策を取ることができますが、自宅で気付いたときに何か対策が取れたら嬉しいですよね。

今回は、マウスピース矯正中、浮きに気付いたときに取れる対策についてご紹介します。


浮きとその原因は?

浮きは、マウスピースがうまく歯にフィットしない状態を指します。つまり、矯正装置が歯にぴったりと合わない、または不適切にフィットしている状態です。この状態が続くと、矯正の効果が十分に得られないだけでなく、装置が不快だったり、歯の動きがうまく進まなかったりすることがあります。

【浮きの起こる原因】

  • 使用時間が足りていない

マウスピース矯正は使用時間が決まっており、1日に22時間の着用が必要です。1日に何度も取り外しを行っていると、使用時間が少なくなってしまうのはもちろん、マウスピースの変形の原因にもつながります。

  • マウスピースの変形

高温や圧力が原因で、マウスピースが変形してしまうことがあります。変形が原因で、浮きが起こることがあります。

  • 歯の移動が遅い

立てていた治療計画通りに歯も動けば、マウスピースに浮きは出ませんが、動きがついて来てないと浮きが起こります。

浮きを防ぐには?

マウスピースの浮きを防ぐには、いくつかの対策を取りましょう

  • 定期的なチェックと調整

矯正治療中は、定期的に歯科医師に診てもらい、歯の動きやマウスピースのフィット具合を確認してもらいましょう。万が一、フィットしない場合は早期に調整してもらうことが大切です。

  • 指示通りに装着する

マウスピースは指定された時間、毎日確実に装着することが重要です。装着時間を守らないと、歯は動かず、次のマウスピースに交換してもフィットしないことが多いです。

  • 適切な交換タイミングを守る

矯正計画通りにマウスピースを交換しないと、歯が思ったように動かないだけでなく、以前のマウスピースがフィットしなくなります。歯科医師の指示通り、予定された日数で新しいマウスピースに交換しましょう。

自分でできる対策

自宅で気付いたときできることも💡

  • アライナーチューイーを使用

マウスピースを装着したあとに、浮きのあるを重点的にアライナーチューイーを噛みましょう。当院では写真のように、シート状のアライナーチューイーをお渡ししています。

シート状のチューイーは折りたたむことができます。1枚では高さが足りないこともあるので、折りたたんで噛んでみましょう。高さができるので、噛みやすくなります。

  • 装着時間を見直す

装着時間は足りていますか?もし今日の使用時間が足りていなかったな、と思ったら食事の時間などを管理し、最低でも20時間は使用時間を確保してください。また、使用日数を増やすのも良いです・

例えば、

【1週間に1枚の交換で使用している場合】

1日でも時間が足りない日があれば、1週間で交換はせず、使用時間の足りなかった日数分追加して使用し交換してください。 7日間+1日です!

  • 1個先のマウスピースをつけてみる

もし何度かチューイーを噛んでみたり使用時間を増やしたりしても浮きが改善しない場合は、1個先のマウスピースをつけてみましょう。マウスピースの変形が原因だったりすると、新しいマウスピースでぴったりはまることがあります。


マウスピース矯正は多くの利点がある反面、装着の方法や治療計画に少しでもズレが生じると、エラーがおきやすくなります。しかし、適切な予防策を講じ、定期的に歯科医師とコミュニケーションをとることで、トラブルを避けることが可能です。もし、マウスピースがうまくフィットしないと感じたら、早めに対応するようにしましょう。

自己判断が難しいければ、歯科医院に連絡するのも良いかと思います。

当院では医院のLINEでご連絡いただければ、営業時間内であれば対応が可能です。浮いている部分の写真と使用枚数を送ってください✉️

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参考文献

  1. 田中恵子, 高田俊治. (2022). 「マウスピース矯正における浮きとその対策」 歯科臨床, 55(2), 45-50.
  2. 松本大輔. (2023). 「矯正治療中の問題点とその解決法」 矯正治療の最前線, 42(4), 112-118.
  3. 山口真理子. (2021). 「マウスピース矯正のフィット感を維持する方法」 日本歯科医学会誌, 39(6), 56-60.

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