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急速拡大装置(固定装置編)

医院ブログ 2019/10/13
ひらざわ矯正歯科クリニック 平澤建太朗

前回、急速拡大装置のSPE(取り外し式)の装置の取り扱いについて、お話ししました。

今回は、固定式編です。

急速拡大装置の種類は?

急速拡大装置には、取り外し式タイプ、固定式タイプがありまして、年齢や、かみ合わせの状態、ライフスタイル、今後の装置の状況に合わせて、決定させていただいています。

↑取り外し式の装置

↑固定式の装置

取り外し式は小さなお子様(6歳から)が使用することが多いのは、バンドと呼ばれるシルバーの金具を6歳臼歯に固定することが多く、しっかりと6歳臼歯が生えてから、固定式の装置を使用することが多いためです。

取り外し式の装置はお子様が使用する場合1日、13時間以上の使用をお約束しているため、低学年の患者様にオススメしています。

学年が上がるにつれ、13時間以上の使用が難しくなるため、タイミングをみて固定式に変えていきます。

大人の治療では治療開始時から使用することが多い装置です。

歯ブラシをしっかりとしましょう。

固定式装置の場合、取り外す必要はないので、歯ブラシの際、必ず仕上げ磨きをしっかりとしていただく必要があります。

シルバーの金具の部分と、その前の歯の境目は特に注意が必要です。

乳歯の時は仕上げ磨きをしっかりと行っていた方も、年齢が大きくなるにつれ、お子様が歯ブラシをして、そのまま、という環境がとても多くなります。

永久歯の生え変わり時期から生えそろうまでの時期が一番虫歯になりやすく、注意が必要です。

お子様だけの歯ブラシだと、どうしても磨き残しが出てしまうので、仕上げ磨きは特に重要です。12歳ごろの永久歯列が確立するまでは行っていただきたいです。

固定式は大変?

カウンセリング時。固定式の装置と言うと、やはりお子様は不安に思います。

学校での給食が一番不安のようです。

食べづらくない?しゃべりづらくない?

お友達から見えないかな?

という内容です。

もちろん、矯正治療の装置には「慣れ」が必要なので、2~3日は違和感があります。

でも、慣れてしまえばご飯も今まで通り食べることが出来ます。お話しも普通にできます。

麺類や繊維質の多いお野菜などはワイヤーに引っ掛かりやすいので、食後は簡単にでも歯ブラシをしていただくといいと思います。

色々な装置があります。

気を付けることは?

固定式の装置がお口の中に入っている時に気を付けることは、装置をなるべく触らないこと!です。

上あごの場合は舌でワイヤーを強く押したり、舌をワイヤーに入れて遊んだり、手でワイヤーを触ってしまうと、力の加わり方が変わり、シルバーの金具が外れてしまったり、ワイヤーが変形してしまうことがあります。

もし、そのような場合はすぐ対応しますので、連絡をしてください。

はじめはもちろん気になります。

今まで何もなかったところに、お口の中に装置が入ります。

「慣れ」るまでは気になりますが、2~3日はグッと我慢をしていただけると、必ず「慣れ」る日がきます。

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