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親知らずのお話

医院ブログ 2022/03/25
ひらざわ矯正歯科クリニック 平澤建太朗

こんにちは、ひらざわ矯正歯科クリニックです^^

今回は親知らずと矯正治療の関係についてお話ししようと思います!

まず、皆さんは自分に親知らずがあるかないか知っていますか?🦷

親知らずは一番奥に生える歯(第三大臼歯とも呼ばれます)で、個人差がありますが生えてくるのはだいたい20代前後と言われています。

日本人では約3割の方が遺伝的なもので元から親知らずが無く、約4割の方が綺麗に生えそろっているんだそう。。🤔その他は斜めや横に倒れて生えていたり歯茎に埋まっていたりするようで、私も斜めに生えていました!

親知らずが一般的に及ぼす害としては『歯磨きが行いにくい むし歯になる 痛みがある』このくらいでしょうか??

では、矯正治療を行うにあたって親知らずはどんな影響を及ぼすと思いますか?

歯並びの乱れ

親知らずの生える力はとても強力で、横にある歯を押しながら生えようとします。後ろからグーっと力が加わり歯列全体を前へ倒すように力が働くので、せっかく矯正治療で綺麗に並んでも歯並びが乱れてしまうのです。

治療の妨げになる

出っ歯を治すために歯を後ろへ引っ込めていくには、その分のスペースがいります。親知らずが生えている、もしくは埋まっているとその親知らずが壁となり、それ以上歯を後ろへ動かすことが出来なくなります。ですので、十分に納得のいく治療が行えなくなります。

むし歯治療

親知らずはとても磨きにくく、むし歯になる確率が多いです。一番厄介なのは、隣の歯もむし歯にしてしまう事。矯正治療とむし歯治療を平行することはもちろん可能ですが、インビザライン治療だと不可です。なぜなら、むし歯治療等で歯の形が変わると、マウスピースがはまらなくなってしまうから。ですので当初予定していたスタートよりも遅れてしまう、インビザラインだと一度矯正治療を中断しないといけないことになります。

このような感じで矯正治療を行う上では邪魔になってしまう事がほとんどです。稀に親知らずは抜かず治療に使用しましょうとなる場合もありますが、本当に稀です。

ですので、精密検査を終え治療診断時に院長から親知らずは抜歯しましょう。とお伝えがいく場合があります。

親知らず抜歯=『痛い 腫れる ご飯が食べられない』などのマイナスイメージがあると思うので

「うわあ~親知らず抜くのか~最悪だ~😿」と感じてしまうと思いますが、上記のようなリスクがあるので

抜歯が必要なんだ、という事を知っていてもらえれば!と思います^^

当医院でも親知らずの抜歯は行っています。YouTubeの方に抜歯の様子が上がっていますので気になる方は一度覗いてみてください👀

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