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ワイヤー矯正 ブラケットが外れる原因

医院ブログ 2024/02/25
ひらざわ矯正歯科クリニック 平澤建太朗

こんにちは、ひらざわ矯正歯科クリニックです。

あっという間に2月ももうすぐ終わりですね。まだまだ寒い日が続いていますがそろそろ暖かくなってくる頃でしょうか?🌸今年はうるう年ですね🐲✨

ワイヤー矯正中の最も起こりやすいトラブル。それはブラケット装置やワイヤーが外れてしまう事です。歯並びや口腔内の状態、外部からの刺激などさまざまな原因で外れてしまいます。何度も同じ箇所が外れてしまう…という方もなかにはいらっしゃるのではないでしょうか?今回はその原因と対処法についてご紹介していこうと思います🖐🏼

そもそも外れるものなの?

矯正装置が外れてしまうことなんてあるの?と思う方もいらっしゃると思いますが、これはとても『よくあること』です!治療が終了すれば最終的に矯正装置は外していくものになるので、そこまで強力な接着剤で付けていません。外す際になかなか外れない、歯に接着剤が残り綺麗に外せられない等の問題が起こってしまっては困ります🌀そのため治療前と同じ生活でいると簡単に外れてしまうのです。

また、ブラケット装置を付けた2~3ヶ月は扱いに慣れていない、噛み合わせが当たってしまう等の理由で特に外れやすいです。何度も同じ箇所が外れて心配になったり嫌になったりしてしまうかもしれませんが、外れやすい性質をもっているんだと思ってください。🙇🏼‍♀️

装置が外れてしまう原因

何度も外れてしまう原因としてはこんなものがあります。

噛み合わせ

写真のような過蓋咬合という歯並びは、特に外れやすいです。噛み合わせが深いと噛んだ時に歯がブラケットに当たり、ブラケットが外れる原因になります。
そのため、噛み合わせが深い方はすぐに上下に装置を付けるのではなく、噛み合わせを改善してからブラケットをつけ治療を進めていくことが多いです!

歯磨きが不十分

治療前の状態とは異なり、歯の表面にはブラケット、ワイヤー、矯正ゴムなどいろんな装置がつきます。そのため歯磨きもとてもしずらくなってしまいます。歯の表面にプラークなどの汚れが多いと装置の接着力が弱まり外れてしまう原因になります。普段の歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロス、タフトブラシなどの補助用具を使用し清潔な口腔内を保ちましょう🌿

矯正用歯ブラシもあります!
写真のようにブラシの部分がブラケット装置に沿うように山形、谷型にカットされているのです!
鏡を見ながら、より丁寧な歯磨きが大切になります。頑張りましょう💪🏼

硬いもの粘着性のあるものを食べた

最初にお話ししたようにそこまで強力につけていないので、硬いものや粘着性のある食べ物は食べ方に注意です!お肉などはガブ!といかずに小さく切って食べる。硬いおせんべいやリンゴなども小さく切って食べてください🍘🍎思い切り食べると咬合力に耐えられず、外れてしまいます。

ハイチュウやお餅などのくっつきやすいものは、くっついてしまったときに外そうとしてブラケットも一緒に外れてしまうことがあります。くっつきやすいものも小さく切って、なるべく奥歯で噛んで食べるようにしてください。前歯で引きちぎるような食べ方は絶対外れてしまうのでNGです!

装置を触っている

装置が気になって無意識に舌で触っている方いませんか?🤔一瞬の力ではなく、じわ~と長く力が加わっていくことで装置が外れる、または変形してしまう原因になることがあります。1~2週間経つと装置に慣れ気にならなくなります🌟特にお子様の場合は触ってしまう子が多いので、気づいたときに声かけして頂くなど親御さんのご協力が必要になります。 また、舌で触るだけでなく、ほっぺたを押さえる頬杖をつく等も外れやすくなりますのでやめましょうね。

装置が外れてしまったとき

もしブラケットやワイヤーが外れてしまった場合は、なるべく早めにご来院ください。外れたままにしておくと歯が動いてしまうので、場合によっては後戻りしてしまうなどのエラーが起こってしまいます。動いてしまった歯を元通りにするにも時間がかかるので、治療期間がさらに伸びてしまうことも…😥そうならない為にも、外れたままで過ごすのではなく気づいたら一度ご連絡ください^^

すぐのご来院が難しい場合は粘膜保護用のワックスをお渡ししていますので、ワックスで応急処置をとっていただくようお願いしております🙇🏼‍♀️お気軽にお声がけください。

装置や治療等でお困りの際はお気軽にご連絡ください!無料カウンセリングも随時受け付けております🦷✨

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