歯の後戻り
こんにちは、ひらざわ矯正歯科クリニックです☺
皆さん、矯正治療は歯が綺麗に並んだら終わり!と思っていませんか??
終わりではありません。実はまだまだ続くのです…🦷
歯が綺麗に並び装置が外れたら、次は保定期間という期間が待っています🌳
保定期間
保定期間とは、歯が動かないように止める期間のこと。
歯は元あった場所に戻ろうとする力があるので、装置を外してそのままにしておくとすぐにガタガタの並びに戻ってしまいます。
戻ってしまうことを後戻りという風に呼んでおり、口腔習癖がある方などは1ヵ月ほどで後戻りします。
個人差がありますが、歯が落ち着くのはだいたい半年~1年程。当院では保定期間を2年間設けています💡
リテーナー
この保定期間中はリテーナーと呼ばれる透明のマウスピースを使用して頂きます!
使用する時間は、基本お食事と歯磨き以外のほぼ一日中。寝るときもはめたまま眠ります🌙
装置を外してから時間が経ちドクターからのOKが出たら、使用時間を夜のみや1日おきになど徐々に減らしていくことができます(後戻りが心配です、という方は減らしてOKの指示があってもこれまで通り使用していただいて構いません☺)
実物はこんな感じ。

透明なので分かりにくくて申し訳ないです。。少し硬めのプラスチック素材になっています🐻
プラスチックなので踏んでしまった!など強い衝撃を与えることがあると、ヒビが入ったり割れたりしてしまうことがあるので気を付けてください。
はめて1~2週間程は話にくいような違和感があるかもしれませんが、ほとんどの方が数週間で慣れます☆
当院の保定期間
当院は先程も書いたように、2年間の保定期間を設けています。(インビザライン、ブラケット治療どちらも)
ブラケット治療の患者様は、院長のチェックを受け『いいよ👍』とOK が出たら装置を外します。そしてその日のうちにリテーナーを作成し患者様へお渡し、となります。リテーナーは当院で作成しているので1時間ほどで出来上がります。
インビザラインの患者様も、院長のチェックを受けアタッチメントを外しリテーナーへと移行になりますが、微調整を行うためにこれとは異なるマウスピースを使用していただき、微調整が終了した段階で上記のマウスピースへ移行となります。
保定期間中、しっかりリテーナーを使用していただいていれば後戻りすることはほぼありませんが、舌を前に出したり唇を噛んだり…という口腔習癖があるとリテーナーを使用していても噛み合わせが開いてくる等、後戻りします。
また、親知らずが残っていると後戻りしやすいです🌀当院ではなるべく治療後に親知らずを抜いてもらうようご案内しています。(親知らずのお話は過去に書いてるのでチェックしてみてください👀)
長くはなりましたが、矯正治療が外れたからといって終了ではありません。とても大事な期間が待っています。ここでサボってしまうと、これまで頑張ってきたことが全て水の泡ですのでしっかり先生からの指示を守って、キレイな歯を維持していきましょうね😌✨