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インビザラインの患者様用アプリOrthocomm導入

医院ブログ 2020/06/12
ひらざわ矯正歯科クリニック 平澤建太朗

Orthocommとは

3月からインビザラインの患者様用のアプリを始動しました。

「Orthocomm(オルソコム)」です。

ざっくりと簡単にお伝えしますと、

インビザラインの治療中の患者様にアライナーの交換する日にメールが届きます。

インビザラインの患者様一人ひとりのアライナーの交換日数は違います。

私たちスタッフが見てすぐ分かるようにももちろんですし、患者様も交換する日を忘れてしまったり、今、何枚目だったかな、と忘れることがないように患者様とクリニック双方で管理させていただきます。

クリンチェック(治療計画動画)を共有

患者様の治療計画をいつでも見ることができます。

今、何枚目だから、お口の中はどんな感じだろう。次のマウスピースはどの動きをするのかな。と、見ることができます。

※クリンチェック(治療計画)はあくまでも計画なので、アライナーの使用時間が22時間以下の方、アライナーをしっかりと装着していない方、加速装置を毎日使用しない、舌の癖などやアライナー治療のルールを守っていない方は同じように動かない場合もあります。

インビザラインの治療はアライナーと呼ばれる取り外し可能なマウスピースを使用し治療を行います。しっかりと時間を守っていただく必要があり、使用時間が短いとマウスピースが合わなくなり、再度、作成しなおす必要があります。

院長が患者様一人ひとりにあわせしっかりとしたゴール設計をしても、マウスピースをしっかりと使用していただかないと、治療は成功しません。

いかに一緒にゴールに迎えるかを考えた結果、「Orthocomm」を導入することにしました。

導入にあたり、まず私たちがしっかりと使いこなすことが必要です。

時間を見つけてはスタッフみんなで勉強し、受付での問診、案内、チェアサイドでの患者様への問診、アライナーの枚数管理、アライナーの発注、到着管理、写真管理、クリンチェックの共有など、少しずつですが始動しています。

今まで紙面で行っていたことをPCやiPadを使い情報を管理するようになりました。

まだ両方で管理しているので、やることは2倍3倍になっていますが、、、。

すべてデジタル化するのが私たちの課題です!!

アライナーの交換日

アライナーの交換日にこちらからメールを送ります。

「本日はアライナーの交換日です。№〇〇に交換してくださいね」

といった内容です。

↑クリニック側ではこのように、患者様一人ひとりのOrthocommに何時にメールを送信したか確認できます。

今まで、患者様にお渡ししたアライナーのナンバーをカルテに記載していて、今、何枚目、何日に交換して、など、患者様から連絡があると、カルテをカルテ棚から引っ張りだし、お渡ししているアライナーは何枚か、今何枚目を使用ているのか、など、指で数えながら、、、。

このアプリでは、日にちを見れば患者様が何枚を使用中かもすぐ分かりますし、何日ぐらいマウスピースの交換が遅れているかも分かります。

患者様、クリニック側で情報が共有でき、どのような状態かもすぐ分かるようになりました。

お電話でもmail、Lineでも、すぐお答えすることができます。

カルテに記入していたすべての内容、情報がPCやiPadで見ることができるので、受付、チェアサイド、管理、医師同時に共有ができます。

クリンチェック(治療計画)

インビザライン治療の場合、マウスピースを作成した時点での仮のゴール設定を動画で見ることができます。

※あくまでも治療計画ですので、マウスピースの使用時間、使用方法、加速装置の使用日数、舌の癖など、全く同じようになるとは限りません。

何度も修正、改善を加えマウスピースを作成しなおし(しっかりと使用している方でも2~3回程度)ゴールに向かいます。

今、何枚目の場所をクリックしていただくと、その状態の歯並びを見ることができます。

次はどの場所に力が加わるか、など、実際の画像を見ると分かりやすいというお声を多くいただいております。

新しくマウスピースを作成し直すたびにお送りします。

患者様にはアプリを取得していただき、見ることが可能になりますので、随時ご案内をさせていただきますね。

↑このように、使用時間の平均値を出すこともできます。

インビザライン治療の差

インビザラインは今どこの医院でも案内していると思います。

アライナーと呼ばれるマウスピースを使用し、治療を行っていきます。

医院によってとても様々ですので注意が必要です。

多くの医院では「抜歯治療」「ガタガタ歯並び」の治療はインビザラインは向いていません、とお断りされるケースがほとんどです。

とても安い治療価格である場合は部分的な治療であることが多いです。

価格はもちろん違いますが、ゴールはもっともっと違います。

そのことを頭に置いたうえで、選択していかないと大変なことになります。

治療内容や、マウスピースを見ればどこにアプローチをしている治療か分かります。

抜歯することにより難易度が上がるのはもちろん、矯正治療の基本をしっかりと分かっていないと、インビザラインの成功はありません。

簡単にできそうだと思うのがマウスピース治療ですが、患者様一人一人にあわせた治療計画、治療設計、を考慮しないといけません。

その上で患者様に使用していただけないと歯は動きませんので、全部のマウスピースを渡す!とか絶対にありえません。

患者様の主訴を聞いてたった数枚のマウスピースで治療が可能な方はほとんどいませんので、しっかりと治療内容、治療方針を聞くのが重要です。

修正、改善のためのリファイメントと呼ばれる再設計を立て、再度マウスピースを作成しなおすことを2~3回程行っていきます。

そのタイミングも重要なポイントです。

インビザライン治療の方の来院は基本的に2か月に1回になります。

どの歯がどの位置まで動いたら再計画の準備やこの歯がこういう状態になったらなど、そこまでしっかりと治療計画を考え私たちは治療を行い、そこで患者様にアライナーをしっかりと使用し協力していただけるように

Orthocomm」の導入を決めました。

インビザラインの患者様とクリニック側でしっかりとゴールに向かっていくためです。

2月以降からのコロナウィルスの流行や、今後の第二波も起こるかもしれません。

インビザラインの患者様に関してはマウスピースの管理と、この「Orthocomm」アプリを活用していただければ、治療が遅れることも伸びることもありません。

インビザラインの患者様はとてもスムーズに治療を行うことができますし、私たちスタッフもすべての情報を共有できるので業務がとても効率化されると思っています。

まだまだ不慣れなところもあるかもしれませんが、今、しっかりとアプリに情報を入力していっています。

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