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2017年6月 6日

こんにちは,ひらざわ矯正歯科クリニックです。

今回は矯正装置をつけてからのハミガキについてのお話しです。
「口元の印象をきれいにしたい」という思いから矯正治療を考えたり、実際に始めた方が多いと思います。
しかし、歯並びがきれいになっても装置をつけたことによる磨き残しや虫歯があると台無しですよね。
そこでひらざわ矯正歯科クリニックの一期治療で主に使われている固定式装置の、汚れがつきやすいところと磨き方のポイントを紹介していきます。

*ⅬA(リンガルアーチ)という装置の場合
バンドという金属の輪っかの内側のワイヤーをとめる部分は、小さなデコボコがあるので汚れがつきやすいです。
奥歯の内側で鏡で見えにくいという点でも磨きにくい箇所になります。
*ポイント
ブラシの部分が小さく、先のとがったワンタフトブラシを使用するか、普通の歯ブラシならブラシの先の角をバンドの内側に当て、小刻みに動かすことで装置の細かいところの汚れを落とすことができます。

IMG_0254[1].JPG


*QH・BHという装置の場合(二期治療でも使われます。)
ループというワイヤーでできたまるい部分にホウレン草、もやし、りんごなど繊維質の食べ物が挟まりやすくなります。
*ポイント
この装置もLAと同じように、ワンタフトブラシおよび、普通の歯ブラシなら角度をつけてブラシの先をループに当て、軽く掻き出すように動かすことがポイントとなります。

IMG_0259[1].JPG

装置をつけている、つけていないに関わらず、歯と歯の間は汚れが残りやすいのでフロスも通しましょう。
この際、フロスが固定式の装置のワイヤーに引っ掛かってしまうと、
装置がずれたり壊れたりしてしまうのでフロスの入れ方や力加減に気を付けましょう。
お子さまの場合はできるだけ保護者の方が磨き残しチェックと仕上げ磨きをして頂くことをおすすめします。

乳歯の虫歯からの永久歯への影響

「どうせ生え変わりで抜けるのだから、少しの虫歯なら大丈夫だろう。」とお考えの方も少なくないでしょう。
ですが、乳歯だからと虫歯を放っておくと永久歯にこのようなリスクがあるのです。

乳歯の虫歯がひどくなると根っこまで達し、膿が溜まります。
永久歯は乳歯の真下から生えてきます。
膿が溜まったところから生えてくるということは、永久歯が虫歯菌に感染してしまうのです。
このような永久歯は健全な歯に比べ、虫歯になるリスクが高くなってしまいます。

そして乳歯の虫歯がひどくなり、自然の生え変わりより早く抜けると前後の歯が徐々に動き始めます。
そうすると次に生えてくる永久歯のスペースが不十分になり、
変な方向に生えたりずれてしまい、歯列にも悪影響を及ぼします。

こういったことを防ぐためにも、きちんとしたハミガキの習慣を身につけることはとても大切です。特に矯正装置をつけているお子さまは保護者の方のサポートが必要になります。
「この装置どうやってもなかなか磨き残しがとれない...」などお困りの方は、お気軽にひらざわ矯正歯科クリニックへご相談下さい。

ひらざわ矯正歯科クリニックでは無料のカウンセリングを行っております。
矯正を考えている方はぜひひらざわ矯正歯科クリニックまでお問い合わせください。

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ひらざわ矯正歯科 院長 平澤建太朗 ひらざわ矯正歯科
https://www.hi-ortho.com/
院長 平澤建太朗

【略歴】
2000年3月 愛知学院大学歯学部卒業
2000年4月 歯科医師免許取得
2000年4月 朝日大学歯学部矯正学講座入局
2002年4月 渡辺矯正歯科クリニック 勤務
2005年8月 ひらざわ矯正歯科 開業

【所属】
日本成人矯正歯科学会 会員
日本矯正歯科学会 会員
近畿東海矯正歯科学会 会員