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2016年5月27日

永久歯が生えそろってからではなく、もっと早い時期に矯正治療治療を始めた方がいいのはなぜでしょう?


あごの骨がまだ発育段階にある子どもの場合、矯正治療はその成長発育を促したり、抑制したりしながら正しい方向にリードして、歯とあごを自然で理想的な位置に調整しながら進んでいきます。
  
乳歯や永久歯が混合して生えている早い時期、あごの発育を促して永久歯が良い状態で生えてくるような環境を作れば(簡単に言うと土台作りです)、将来抜歯をせずに歯並びがキレイに整う可能性もあるのです。

一方、すでに成長が止まっている大人の場合は、あごの形 や大きさが完成しているため、それをベースに治療を行います。そのため、あごの大きさに対して歯が並びきらずデ
コボコしている場合や、前歯が出ている場合などは、歯を抜いてそのスペースを埋めるように並び変えていく必要があります。


早い段階とは、いつでしょう?

 受け口の場合は3歳頃。その他は乳歯から永久歯に生え変わる6~10歳頃が最適とされています。
 
 矯正治療の最終目的は、永久歯の正しい歯並び・咬み合わせをゲットすること!

「Ⅰ期」の治療目的が達成できたら、永久歯が自然に生え揃うまで定期的な経過観察を行います。治療期間が「Ⅰ期」と「Ⅱ期」に分かれ、治療期間も数年に渡るのはそのためです。

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ひらざわ矯正歯科 院長 平澤建太朗 ひらざわ矯正歯科
https://www.hi-ortho.com/
院長 平澤建太朗

【略歴】
2000年3月 愛知学院大学歯学部卒業
2000年4月 歯科医師免許取得
2000年4月 朝日大学歯学部矯正学講座入局
2002年4月 渡辺矯正歯科クリニック 勤務
2005年8月 ひらざわ矯正歯科 開業

【所属】
日本成人矯正歯科学会 会員
日本矯正歯科学会 会員
近畿東海矯正歯科学会 会員