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2016年6月 3日


【指しゃぶり】

指しゃぶりを長く続けていると出っ歯や開咬(かいこう)になります。
2才位までの指しゃぶりは子供にとって正常な行為ですが、それ以降も指しゃぶりが残っていると歯並びが悪くなります。指しゃぶりの指で前歯が押され、出っ歯や開咬(かいこう)になったり、吸う時の頬の力によって上あごが狭くなり、奥歯の噛み合わせがずれてしまいます。


【口呼吸】

出っ歯になる要因の一つとして口呼吸があります。小さい頃から口呼吸が習慣になっている場合は口を開いていることが多く、内向きの唇の圧が働きにくくなり、前歯が押されて出っ歯になってしまいます。


【両手の頬杖】

頬杖も出っ歯になります。特に両手で頬杖をつく癖のある人は要注意です。手の圧力で小臼歯が舌側に押し出され、その圧によって前歯が前方に出てきてしまいます。


【鉛筆を噛む】

小学生になって授業が始まると鉛筆を噛む癖が出てくる場合があります。鉛筆を噛む圧で1本、もしくは2本の部分的な出っ歯になってしまいます。お子さまの鉛筆をよく見て、噛んだ跡が残っているようであれば、止めさせましょう。


【唇を噛む】

出っ歯の治療相談に訪れる中で、下唇を噛む癖を持っている方は非常に多くいます。これも唇を噛む圧力によって、前歯が前方に押し出されてしまいますので注意が必要です。


これらの癖を大人になってから治すことはとても難しいものです。小さいうちから少しずつ意識づけていくことが大事ですね。

開咬とは、奥歯を噛んでも前歯が噛み合わず、上下に隙間ができる症状です。
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あなたは開咬ではないですか?

【開咬チェック】
・奥歯ではしっかり噛み合っても、前歯は開いている 
・舌で前歯を強く押す癖がある
・乳幼児期に遅くまで指しゃぶりをしていた
・発音が悪い

放っておくとどうなるの?

《食べ物をしっかり噛み砕けなくなる》
 前歯がしっかり噛み合わないため、咀しゃく機能が低下して食べ物を上手く噛み砕けなかったり、食べ物をスムーズに飲み込めずにえんげ障害が起きたりします。また、いつも奥歯で噛み砕くようになるため、歯やあごの骨、顎関節などに過度のストレスがかかります。

《発音が不明瞭》
 歯と歯の間から言葉がもれてしまい、発音も不明瞭になりがちです。

《口の中が乾燥して虫歯になりやすい》
 口を上手く閉じられないため、常にお口が半開きの状態になります。すると、お口の中が乾燥し、だ液の分泌量も少なくなります。そのため汚れや細菌がお口の中に残って虫歯や歯肉炎を引き起こします。

どんな治療をするの?

「開咬」の方は「舌の癖」が多く見受けられます。装置で歯並びを治しても、癖が直らなければまた同じようになってしまいます。
舌の癖がある場合は、矯正治療と併用して、癖の改善トレーニングを行います。正しい舌の位置、ツバの飲み込み方を習って、おうちでも練習してもらいます。また、舌の動きを抑える装置をお口に入れるなどして、原因となる癖を取り除きます。
こうして矯正治療と癖の改善を同時に行うことで、正しく噛み合う状態へ導きます。

受け口には"遺伝的要素"のほかに
"骨の成長" "舌癖" "筋機能" "舌が低位にある"
などの原因があります。これらの原因を取り除くことで受け口は治ります。

以下が原因の場合、ムーシールドという装置を使用します。

 ・きつい上口唇圧
 ・顎の筋の負の圧
 ・低位で機能する舌

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3歳頃から永久歯に生え変わりだす頃まで使用してもらいます。決められた時間、しっかり使用すると約3~8ヶ月で治ります。
また、骨の成長が原因の場合はフェイスマスクという装置を使用します。これは骨の成長が盛んな時期に使用し、上あごの成長を促したり、下あごの成長を抑制します。


 大人になってからの受け口の治療は、抜歯やあごの骨を削る外科的処置が必要になります。しかし、子供の頃に治療を始めることで、歯を抜かなくても受け口の治療が可能になります。

受け口はなるべく早く矯正治療をした方が良いというのが基本的な考えです。上あごの成長は7~9歳にピークを迎え、その後、思春期に下あごの成長ピークが訪れます。受け口というのは、上の前歯が下の前歯の内側にあるので、受け口という状態そのものが上あごの発育を阻害する要因になります。このため、上あごの成長育成のピークである小学校低学年以前に矯正治療をするのが望ましいのです。

2016年5月30日

早いうちから矯正治療を始めるメリットはいくつかあります。

永久歯がすべて生え揃ってから矯正治療を始めた場合と比べ、抜歯をせずに治療が行える可能性が高いこともメリットのひとつです。
  

矯正治療を行う場合、歯がキレイに並ぶためのあごのスペースが必要です。大人の場合、成長が終わっているのであごを拡げるのにも限界があります。そこで歯を抜いてスペースを作らなければいけない場合があります。
しかし、お子さまの場合、体の成長に合わせて治療を行えば、成長を利用してあごのスペースを拡げていけるのです。


Ⅰ期治療では成長に合わせて時間をかけ土台作りをしていきます。あごを確実に拡げていくにはある程度の時間が必要です。短期間にあごを拡げようと無理に力を加え続けると、骨や歯に負担がかかり、将来歯が抜けやすくなってしまうこともあるので、成長に合わせ時間をかけて治療をしていきます。

このⅠ期治療を行うことで、Ⅱ期治療を効率的に行うことができ、Ⅱ期治療にかかる治療期間を短くすることも期待できます。


当院では子供のうちから矯正治療を始めた場合、非抜歯率が80%と高い非抜歯率で治療を行ってきました。


矯正治療は、症状に応じた治療を最適な時期から始めることが大切です。そのためには、歯並びに不安があったら小学校低学年くらいに一度カウンセリングを受けることが大事になってきます。治療は何歳からでも始めることができますが、一般的に永久歯が生え揃ってから治療を始めた人の抜歯率は60%と、抜歯率が高くなります。


Ⅰ期治療は成長に合わせた調節になるので期間が長くかかってしまいますが、大切なお子様の歯を大事にしていくために、そして将来の輝く笑顔のためにがんばっていきましょう。

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ひらさわ矯正歯科 院長 平澤建太朗 ひらさわ矯正歯科
http://www.hi-ortho.com/
院長 平澤建太朗

【略歴】
2000年3月 愛知学院大学歯学部卒業
2000年4月 歯科医師免許取得
2000年4月 朝日大学歯学部矯正学講座入局
2002年4月 渡辺矯正歯科クリニック 勤務
2005年8月 ひらさわ矯正歯科 開業

【所属】
日本成人矯正歯科学会 会員
日本矯正歯科学会 会員
近畿東海矯正歯科学会 会員